2016年12月11日(日) 神馬牽参(外宮) (車、徒歩)
今朝、目覚めたら「今日は一の付く日である」ことに気づいた。一が付く日(朔日、十一日、二十一日)は内宮および外宮では神馬牽参の日で、神馬が休養所から参道を進み、正宮にお参りする。
午前8時頃に参拝すると聞いているので7時40分ごろに外宮に到着すると、正宮の板垣南御門前、蕃塀脇にて待機していた。
午前8時を過ぎても神馬が現れる気配が無い。私と同じく待機している人々にも「もしかして?」の雰囲気が漂った。しかし、みんなでじっと我慢・・・。すると8時15分頃になり神馬の代わりに近づいてきた神宮衛士より「石の後まで下がって下さい。蕃塀の前にはいられません。」「8時20分にでてきます。」と指示と説明があった。これで待機していた人々は「ほっ」としたことだろう。
午前8時20分を2分ほど過ぎた頃、神馬が大庭の角を曲る姿が遠望できた。
そして、どんどん近づいてきた。
40分は待っていただろう。しかし、神馬の姿を目にしたらそんなことも忘れてしまっていた。
板垣南御門へ
到着すると
神馬も正宮に正対すると、神職の所作に呼応するように頭を下げた。
他にも多くの参拝者がこの付近で待機していたのだ。
私は蕃塀脇を後にするとこちらにて待機していた。
どうしても古殿地の前を歩く姿を撮影したかったから。
パチリ。
神馬は多くの人々を引き連れて神馬休養所へと戻っていった。