2015年11月28日(土) 新嘗祭、神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社) (車、徒歩)
偶然にも拝観できた神服織機殿神社での新嘗祭。神服織機殿神社に続いて神麻続機殿神社でも斎行されるため、神職よりも先に神麻続機殿神社へ移動した。こちらの神社周辺には駐車できるスペースが限られるため少し離れた場所に車を駐めてから急いだら、前方から神宮司廳のワンボックスがやって来た。
その車は参道へ右折すると
鳥居の前で神職らを降ろした。
【キタヰの妻】は寒さに参ってしまい車にて待機していたので、私ひとりで参道を急いだ。先週もお伝えしたように神麻続機殿神社は御造替の最中だった。
【参考】
- 仮遷座を終えて社殿が解体された神麻続機殿神社ほか(皇大神宮所管社) 2015年11月22日
テントが張られている祓所の脇を過ぎて斎庭へ向かうと
神服織機殿神社でお会いした知人らがすでに到着し待機していた。神職らは仮殿となっている八尋殿へと・・・
こちらは仮遷座中なので通常とは異なる段取りとなっていた。御造替と新嘗祭、今後にこの組み合わせが発生する確率はどれくらいだろう? 皆無に近いのではないだろうか。貴重な体験となった。
木漏れ日を感じながらその様子を拝観していると
こちらでは神服織機殿神社と同様に三方に向けて並べられる案が今回は八尋殿のみに向けて横一列に並べられた。
こんな感じに・・・
案が並ぶとその上には神服織機殿神社にて修祓を受けた神饌が並べられた。
献饌を終えると祝詞奏上。かなり長めの祝詞が奏された。神宮の神職が祝詞を奏することが微かに聞こえた。言葉を聞き分けることはできなかったが、奏上していることが分かるほど声が聞こえたのは初めての経験だった。
祝詞が終了すると権禰宜による八度拝。
その間にも、斎庭の西端(左)では末社の御造替が進められていた。
続いて、宮掌と共に二人での八度拝。
拝礼を終えると神麻続機殿神社および神麻続機殿神社末社八所での新嘗祭は終了となった。
その後、撤饌、
案の足元に立て掛けられていた玉串等が回収され
仮殿である八尋殿の玉垣御門が閉じられた。
その後、神職は退下し
斎館へと向かった。
まだ、お参りしていなかった私は、新嘗祭終了直後にお参り。八尋殿にお参りすること自体が滅多にないことなのに、さらに・・・
御造替の様子(別の記事で紹介予定)を確認してから神麻続機殿神社を後にした。
車へ戻る途中で社叢をパチリ。
【 20151128 の記録 】
- 新嘗祭、神服織機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
- 新嘗祭、神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
- 御造替が進められる神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
- 旬菜 野の花亭(度会郡玉城町勝田)
- 田丸城八代城主「久野純固とその周辺・その時代」展(村山龍平記念館)
- お伊勢さん125社まいり 田丸めぐりをちょっとだけと+α
- 天守跡イルミネーションの準備(田丸城址)