2015年09月20日(日) 御垣の工事が始められた松下社(伊勢市二見町松下) (車、徒歩)
約一週間ぶりに松下社(伊勢市二見町松下)を訪れた。磯部町へ向かう途中で朝早くと、さらには磯部からの帰途の夕方と計二回。
まず、朝8時半頃。いつものように手水を受けてから
社号標をパチリ。そして鳥居をくぐった。
その先には少しだけ変化した御造営中の本殿の姿があった。御垣と御門の枠が・・・。
正面へ移動すると
拝殿へと向かった。
前回訪問時とは光景が全く異なっている。
前回訪問時、2015年09月13日時点
本殿の周囲に御垣が建てる工事が始まっていた。
地面を掘り込んだ穴に柱を差し込む掘立柱の方式だ。垂直、
水平が保たれている。
前方から右横へ回りこんで
パチリ。
現状の確認を終えて松下社を後にすると
軽トラックが到着し大工さんが降りてきた。先日素襖と烏帽子姿で上棟祭を奉仕していた方だったので「おはようございます。素襖姿カッコ良かったです!」と挨拶してこの場を後にすると磯部へ向かった。
続いては、磯部からの帰途、午後5時頃に松下社を再訪した。すでに太陽は傾き西日が差し込んでいた。
御造営中の本殿を確認すると
次のように塗装された材が18本。「これは何に使うのだろうか? 見えるところには使わないだろう。」
御造営中の本殿と向き合って考えてみた。
「そうだ柱の根元、土に隠される場所で柱と垂直に取り付けて柱が抜けないようにするものではないだろうか。」と思って柱を確認すると朝には塗られていなかった塗料がここにも、
あちらにも塗られていた。おそらく防腐剤なのだろう。
今回は疑問を残さずに松下社を後にする。
その前に神々しいほどの光が蘇民祠の御門に差し込み、
蜘蛛の巣を露わにしていた。
また、目の前を走る国道42号は大渋滞。伊勢二見鳥羽ラインの伊勢方向通行止(土砂崩れのため)とシルバーウィークが重なったためだろうか?
【参考】 松下社の御遷座までの経緯
- 新遷の準備が始まった松下社(伊勢市二見町松下) 2015年04月26日
- 仮遷座のために移設される社殿(松下社) 2015年06月28日
- 本殿仮移動後の松下社(伊勢市二見町松下) 2015年07月11日
- 地鎮祭を終えた(?)松下社(伊勢市二見町松下) 2015年07月25日
- 御新遷に向けた本殿の御造営(松下社) 2015年08月09日
- 御新遷に向けた本殿の御造営 #2(松下社) 2015年08月13日
- 御新遷に向けた本殿の御造営 #3(松下社) 2015年08月23日
- 御新遷に向け上棟祭、餅まきの準備(松下社) 2015年08月29日
- 松下社 上棟祭の朝(伊勢市二見町松下) 2015年09月05日
- 上棟祭の翌日、強雨の松下社(伊勢市二見町松下) 2015年09月06日
- 上棟祭の一週間後の松下社(伊勢市二見町松下) 2015年09月13日
【 20150920 の記録 】
- 伊勢まつり御薗町奉曳団の幟(王中島公民館)
- 御垣の工事が始められた松下社(伊勢市二見町松下)
- 磯部町上之郷、鸚鵡岩ほかの散策(志摩市磯部町)
- 遷宮祭に向けて準備が進められる磯部神社(志摩市磯部町恵利原)
- 図書館連携セミナー「伊勢神宮フィールドワーク」
- 大渋滞の国道42号(シルバーウィーク混み?)