2016年11月05日(土) 倭姫宮 秋の大祭 (徒歩)
倭姫宮の倭姫宮御杖代奉賛会は年に二回、春(5/5)と秋(11/5)に大祭を斎行している。
今年も秋の大祭が斎行された。
【参考】
倭姫宮の表参道へ・・・
こちらの参道は谷筋へと下るように進み、社叢を体感するには素晴らしい参道だ。
参道は突き当たると右方向の階段が続く。まずは、手水舎にて心身を清めてから倭姫宮にお参り。
その後、宿衛舎の前から一度裏参道へ出た。
鳥居の前には高張提灯が掲げられている。
裏参道を進むと宿衛舎の前には仮設のテントが張られ、ぜんざい授与所、御神酒授与所、受付が設置されていた。
修祓所には神饌を納めた辛櫃が大麻、御塩とともに準備されていた。
祭典が開始されるまで倭姫宮の近くで待機することにした。
秋晴れの良き日、
瑞垣御門の御扉が「ギィギィギィー」といい音を鳴らしながら開かれると
しばらくしてから宿衛舎の前で報鼓が打たれた。
宿衛舎の前に整列していた神職、楽師、舞人および舞女が参進を開始すると
手水舎の隣に位置する修祓所へ入った。
私がいる場所からは修祓所の様子を把握することはできなかったので来賓の様子を拝見しながらその進み具合を想像した。
神饌および奉仕者の修祓を終えたのだろう。修祓所の向かいに並んだ来賓の修祓が続いた。大麻での祓い、
御塩での清め。
修祓を終えると神職と辛櫃は倭姫宮へ向かい、楽師、舞人、舞女は待機するために宿衛舎へ戻った。
大きな辛櫃が
殿舎の前に置かれると
献饌となった。
献饌を終えると
続いては祝詞奏上。(この間は私も低頭)
祝詞奏上が終わると
神職により玉串が奉奠された。
その後八度拝。
その後は来賓による玉串奉奠となった。
最初の奉奠者は、神宮の少宮司である亀田さんだった。
その後、来賓の玉串奉奠が続き、最後は倭姫宮御杖代奉賛会の山中さん、参拝者も共に二拝二拍手一拝。
奉奠された玉串はこちら。
最後に撤饌となった。
撤饌を終えると秋の大祭の祭典は終了した。続いては舞楽は奉納された。
神宮衛士に先導された楽師、舞人、舞女は宿衛舎を出ると
倭姫宮へ進み
舞楽を奉納した。
舞楽を終えると神職ほか全員が退下となり、秋の大祭は終了した。
手際よく片付けが進められるなか
瑞垣に光る榊の紙垂が印象的だった。
倭姫宮を後にすると
修祓所を確認してから裏参道へ進んだ。
宿衛舎前で振り向くと「神宮徴古館無料観覧券の交付」を受ける人の列、
さらに、裏参道を進むとぜんざいの授与にも多数の人。
裏参道の鳥居をくぐると
帰途に着いた。