2014年01月12日(日) 音無山(伊勢市二見町)から富士山を見たい! (車、徒歩)
最近、朝熊山から富士山を撮影した写真を目にする機会が多かった。伊勢から望む富士山、何とも魅力的なことだろう。私は二見興玉神社から朧げなる姿した目にしたことがない。
折角なら歩いて登ろう。しかし、この寒い中、朝熊山をヘッドライトの明かりを頼りに登る勇気も気力もなかった。
ふと思い出したのが、二見興玉神社の近くにある音無山だ、この風景を・・・。ここなら条件が叶えばこの方向に富士山が見えるはず!
この写真は 2013年04月20日(土) に撮影
音無山の標高は100m余りなので、苦労なく登れる。とにかく、ヘッドライトと熱々のコーヒーを入れたポットをザックに詰め込むと6時前に自宅を出発。
音無山駐車場へ到着しても周囲はまだ暗かった。ヘッドライトを付けると音無山へ歩き始めた。かなり寒いため汗はでないが、山頂に到着する頃には身体がかなりホットな状態になっていた。日の出を待つには最高のコンディションだ。
ところで、山頂間近では不気味な現象。 山頂に近づくと突然木と木がぶつかるような音が聞こえてきた。「コン、コン」、いや「コツ、コツ」(?音を文字で表現するのは難しい。)「山頂には音成神社があるが絵馬はなかったし、いったい何の音だろう?」
暗闇のなか不思議に思いながら山頂にある園地へ向かうと・・・、何と複数の方々が木刀を手にして剣術の練習中だったのだ。あの音は木刀と木刀が当たる音だった。「ほっ、」 そりゃ、木と木があたる音に違いない。
山頂に到着してしばらくすると水平線が色を帯びてきた。
遠くは霞んでいたので、残念ながら富士山を見ることはできなかった。やっぱり、ここからは夏至の頃がいいのだろうか?
とにかく、熱々のコーヒーを口にしながら、日が昇るまでの時間を楽しんだ。
音無山にある音成神社の近くにある太陽を拝む鳥居をパチリ。
剣術の練習に励む方々の姿もよく見えるようになってきた。
やっぱり富士山は見えない。
今日は富士山を望むことは諦めて下山することにした。
その前に音成神社にお参り。
近いうちに再訪しよう。
『ここから富士山を見たい!』