2016年09月14日(水) 鏑矢と雁股矢を期待して訪れた御遷座の前日、津長神社・大水神社(皇大神宮 摂社) (車、徒歩)
第61回神宮式年遷宮における摂末社の御造替の経過と結果をまとめた神宮の広報誌「瑞垣 199」の記事「摂末社の御造替が完了しました」によると摂末社遷座の次第として次のように記されている。
遷座の前日、鎮地祭(ちんちさい)・立柱祭(りっちゅうさい)・上棟祭(じょうとうさい)を斎行し、当日は洗清(あらいきよめ)にはじまり、杵築祭(こつきさい)・後鎮祭(ごちんさい)が斎行され、夕刻川原大祓(かわらおおはらい)・御飾(おかざり)を執り行い遷座の時を迎えます。
今回、第62回神宮式年遷宮でも先日斎行された志等美神社・大河内神社(豊受大神宮摂社)および打懸神社(豊受大神宮末社)の御遷座に際してはその前日に上棟祭が斎行されたと思われ、その時は屋根に鏑矢と雁股矢が飾られていた。
【参考】
- 新社殿の屋根に鏑矢と雁股矢、志等美神社・大河内神社(豊受大神宮摂社) 2015年09月13日
- 新社殿の屋根に鏑矢と雁股矢、打懸神社(豊受大神宮末社) 2015年10月07日
津長神社および大水神社(ともに皇大神宮 摂社)でも鏑矢と雁股矢を期待して御遷座の前日に訪れた。
仮殿となっている饗土橋姫神社にお参りを済ませると
津長神社の新しい殿舎の屋根を眺めた。
何度も見たが、鏑矢や雁股矢を確認することはできなかった。
続いて、大水神社の方へ移動すると
大水神社でも
新しい殿舎の屋根に鏑矢や雁股矢を確認することはできなかった。
予想はハズレ、かなりのショックを受けたが、気をとり直すと朝食を終えてから出社した。
【 津長神社および大水神社(ともに皇大神宮 摂社)の御遷座まで 】
- 昨日に仮殿遷座を終えた津長神社(皇大神宮摂社)、大水神社(同) 2016年06月29日
- 大修繕の準備が開始された津長神社(皇大神宮 摂社) 2016年07月02日
- 仮殿の案内看板が立てられた津長神社および大水神社(ともに皇大神宮 摂社) 2016年07月09日
- 津長神社に続き大修繕が開始された(?)大水神社(ともに皇大神宮摂社) 2016年07月16日
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- まだまだ続いていた津長神社と大水神社の大修繕(ともに皇大神宮 摂社) 2016年07月31日
- すでに新しい御垣が建てられていた津長神社(皇大神宮 摂社)の大修繕ほか 2016年08月06日
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- 木曜日には御遷座を迎える津長神社・大水神社(皇大神宮 摂社) 2016年09月10日