2014年06月21日(土) 御神遷を回想しながらの参拝、御薗神社(伊勢市御薗町) (徒歩)
伊勢市駅へ向かう前、自宅の近所にある御薗神社(伊勢市御薗町)にお参りした。第62回神宮式年遷宮はまだまだ続き、多くの別宮では新御敷地での御造営が進められている。また、伊勢の地では神宮の式年遷宮に習い20年に一度の御神遷を斎行する神社が多い。神宮の御用材を譲り受けて新たな社を建てそうなものだが、神宮式年遷宮に先駆けて早々に社殿を御造営する神社も多い。御薗神社もそのなかの一社だ。
御薗神社の御神遷については、仮殿遷座祭に始まり、御造営、御遷座、奉祝祭とその過程を追いかけていたこと懐かしい。そんなことを回想しながらのお参りとなった。
【参考】 仮遷座から御遷座に至る過程の記録は次のリンクから
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御薗神社 御神遷の御礼 (このサイトにさらに多数のリンクあり)
なお、神宮が「おみやうつし」を「式年遷宮」と称するのに対し、地元の神社では「御神遷」、「宮建ち」、「御遷座」など神宮とは異なる言葉が使われている。これらも神宮に対する敬意を示すものなのだろうか?
こんなことを考えながらの参拝、いつも参拝者には出会わないが今日は二人の方を見かけた。共に自転車で訪れていた。ひとりはロードレーサーのようなスポーツタイプの自転車で服装もそれ相応のものだった。また、もうひとりはまさに地元のおっちゃん風であった。