2017年05月28日(日) 両機殿に残された榊の中で唯一瑞々しい榊(神服織機殿神社、神麻続機殿神社) (車、徒歩)
次の記事で紹介したように伊勢市二見町の御塩殿から松阪市の両機殿(神服織機殿神社、および神麻続機殿神社)を巡った。その際に一本の榊のみが瑞々しくしていた。
【参考】
- 確認のために訪れた御塩殿および両機殿の八尋殿 2017年05月28日
両機殿では5月1日から13日まで神御衣の奉織作業が執り行われ、奉織始めの日、5月1日に榊が供えられたはず。その榊が今まで残されているのか?
【参考】
- 神御衣(和妙・荒妙)の奉織(神服織機殿神社、神麻続機殿神社の八尋殿) 2017年05月03日
- 神御衣奉織鎮謝祭の日(神服織機殿神社、神麻続機殿神社) 2017年05月13日
榊は神服織機殿神社および神麻続機殿神社ともに斎庭の鳥居の柱、神社の瑞垣御門前、八尋殿の玉垣御門前、さらには八尋殿の四隅の柱の根元に立て掛けられる。
【神服織機殿神社】
こちらは神服織機殿神社 斎庭の鳥居。
その柱の根元には変色した榊。
神服織機殿神社の瑞垣御門前の榊はまだ緑色を残しているが、かなり・・・
八尋殿の四隅の榊はかなりカラカラ状態に。
【神麻続機殿神社】
神麻続機殿神社でも
斎庭の鳥居付近の榊はこんな感じ。
八尋殿も
その玉垣御門前も同様だと思ったら・・・
御門前の右側の榊だけは
こんなに瑞々しい姿だった。この暑い時期に四週間もこの状態を保つことなんてできないはず。誰かが取り替えてくれているのだろう。先に紹介した神服織機殿神社の榊も多少は瑞々しさを残していた。
これらの榊はいつまで取り替えられるのか? 奉織とは全く関係のない時期に訪れてみよう。
ただ、神麻続機殿神社の斎庭では八尋殿前に大きな梛の木が立っている。
支えが必要な状態となっているが
葉っぱは瑞々しい。榊はこちらのパワーを受け取ったのか。(あま、そんなことは無いか。)
榊の状態を確認できる再訪が楽しみだ。