2015年10月30日(金) お気に入りの『丸い石』が姿を消した外宮の古殿地、宿衛屋跡 (車、徒歩)
昨日の朝、毎日外宮に参拝している知人がFacebookを通じ「外宮の古殿地に居る『丸い石』が姿を消した」ことを教えてくれた。
初めて見かけたのは昨年2014年の9月20日、それは御遷宮を終えた社殿や板垣が解体され、古殿地の周囲に張られていた工事用シートが外された直後のことだった。
【参考】 工事用のシートが外された御正宮の古殿地と御造営が進む土宮、風宮(外宮) 2014年09月20日
あれから約一年、その『丸い石』は何度も場所を変えたものの外宮の古殿地、宿衛屋跡から姿を消すことはなかった。しかし、昨日には姿を消していた。週末に外宮を訪れようと思っていたが、とにかく自分自身の目で確認せずにはいられず、出勤前に外宮を訪れた。
古殿地を見ないようにその前を通り過ぎ、まずは正宮にお参りを済ませると
先ほど通り過ぎた古殿地へ戻った。
お気に入りの『丸い石』が居るはずである場所、(南)宿衛屋跡を見つめた。「居ない。」
角度を変えて確認しても「居ない。」
いつもこの付近に居たのだが・・・。
しばし、宿衛屋跡およびその周辺に視線を送り続けた。朝の7時半頃だったので参拝者が少なかったが私のその姿は怪しげな人物だったことだろう。結局、あの『丸い石』を見つけることはできなかった。
帰宅後に写真を拡大しながら隅から隅まで眺めていたが、『丸い石』を見つけることはできなかった。ところが、こんな模様のある石を見つけた。また、違った意味で興味深い。
宿衛屋跡付近を後にすると古殿地を前面をゆっくり歩きながらあの『丸い石』を探していた。
そして大庭にたどり着くとお伊勢さん125社のひとつである四至神にお参り。今まで大庭に敷かれている石を気にしたことはなかったのだが、
丸みがかった石が多い。
そして、大庭の隅にある木の杭の上には誰が載せたのだろう?
参道と大庭の間には注連縄が張られているので、一般の参拝者ではこの場所に石を載せることができないはずだ。この石も自分自身で移動しているのか?
お気に入りの『丸い石』ほど真ん丸ではないが、しばらくはこの石に注目してみよう。
ちなみに、四至神の石畳の上には
丸いお白石が置かれていた。
お気に入りの『丸い石』との逢瀬(?)もそろそろ終止符を打てということだろう。第一幕はこれで終演としよう。もしも再会できたなら第二幕が始まる・・・。その時が来ることを期して、今は「ありがとう!」
【参考】 お気に入りの石との出会いと経緯
- 少しだけ移動した? お気に入りの丸い石(外宮 古殿地) 2015年10月16日
- 外宮は私のやすらぎ処 2015年09月19日
- 消えた? お気に入りの丸い石(外宮古殿地) 2015年08月29日
- 移動していたお気に入りの丸い石+α(外宮古殿地) 2015年07月18日
- またまた移動していたお気に入りの丸い石(外宮の古殿地) 2015年06月13日
- 雨に濡れそぼるお気に入りの石、ふたつ(外宮) 2015年04月19日
- お気に入りの石、ふたつ(外宮) 2015年03月21日
- 散水車による打ち水、古殿地にあるお気に入りの石ほか(外宮) 2015年02月28日
- お気に入りの丸い石のその後(外宮の古殿地) 2015年01月29日
- またまた移動したお気に入りの丸い石(外宮の古殿地) 2015年01月04日
- 神の手? 元の位置へ戻ったお気に入りの丸い石(外宮) 2014年12月20日
- お気に入りの丸い石は生きていた?(外宮) 2014年12月14日
- 豊受大神宮の古殿地にあるお気に入りの丸い石 2014年10月25日
- 豊受大神宮の古殿地とお気に入りの丸い石、ほか 2014年10月05日
- 工事用のシートが外された御正宮の古殿地と御造営が進む土宮、風宮(外宮) 2014年09月20日