2016年02月27日(土) 仮遷座を終えていた上社(伊勢市辻久留) (徒歩)
神社巡りの後半で上社(伊勢市辻久留)を訪れて
お参りしようとしたところ、「何かが違い」「いつもと違う・・・」 賽銭箱は無いし、あの未来的(?)な狛犬もいない。さらに、御神酒をお供えする瓶子を置くための案も無い。
そして、神様の気配も感じられない。
2015年10月03日時点
「そうか、早々と仮遷座が執り行われた?」と考えて周囲を確認すると拝殿の右側にはテントが張られ
仮殿が設置されていた。
その前には賽銭箱が置かれ、御神酒もお供えされていた。仮遷座を終えたことは確定だ。こちらでお参り。「それにしてもこの仮殿、どこかで見たような?」 壁面は新しい板材が張られているが柱と屋根は時間の経過を感じさせる状態だ。
さらに周囲を確認すると、まずは横板が外れかかった蕃塀。しかし、これは社殿とは関係なし。
続いては境内社の社を・・・。ここにも対象はない。
再度、仮殿を確認しても思い当たらなかったため、上社の境内地に隣接して鎮座するお伊勢さん125社(等美神社、大河内神社および打懸神社)にお参りしていると・・・
仮殿の元の姿を思い出した。それはこの御井の覆屋だったのだ。御井の四隅には
切り落とされた柱の跡。
以前はこんな風に打懸神社(豊受大神宮 末社)を望むことはできなかった。
スッキリとした雰囲気で各社を眺めた。
話を元に戻すと「上社の御遷座は 今年の10月22日」
【 20160227 の記録 】
- 湯田神社(皇大神宮摂社)を目指しての神社めぐり(お伊勢さん125社ほか)
→ 高向大社、祈年祭の前日準備(伊勢市御薗町高向)
→ しだれ梅(離宮院公園)
→ 仮遷座を終えていた上社(伊勢市辻久留)
→ 伊勢和紙による三輪薫「仏蘭西・巴里」とフォトワークショップ「風」写真展(伊勢和紙ギャラリー)
→ 蕾を膨らませたミツマタ(大豊和紙工業株式会社)