2017年01月09日(月) 御頭神事、上社(伊勢市辻久留) 2017 (車、徒歩)
昨日の荒天から一転し、本日は抜けるような晴天となった。本日は山田産土八社の2社(上社、茜社)にて御頭神事が斎行されたので、神事をハシゴする予定だったがカメラ(Nikon1 J3)の調子が悪くなり、上社のみの拝観となってしまった。上社でも撮影中に誤動作するなど・・・。(結局、この子は病院送りとなった。)
今回は満足に撮影できなかったので、その一部を紹介することとし、御頭神事の全体の流れについては二年前の記録を御覧いただくこととする。
【参考】
- 御頭神事(上社) 2015 (七起の舞、全段の動画あり) 2015年01月12日
祭典は8時開始予定だったが、出遅れたので上社に到着したのが8時となってしまった。
手水を受けてから掲示板を確認すると祭典は8時からだが、御頭神事は8時40分から。しかし、祭典も含めて神事だと考える私は参道を走らないように急いだ。
拝殿の前に到着すると今まさに神事が開始されようとするところだった。
拝殿の先、幄舎の下には獅子頭が据えられていた。
宮司の挨拶で祭典が開始となり、祓詞、修祓、献饌、祝詞奏上の後、
玉串奉奠。
玉串奉奠を終えると神楽師が案の上から御頭を取り上げ、
幄舎にて舞が奉納された。
続いて、幄舎を後にすると拝殿および社務所の間へと移動し、須佐之男命が八岐大蛇を退治する神話を表現する七起の舞が開始された。ここでは各段が舞われる前に解説が入るので、拝観者も舞の意図を考えながら観ることができる。(しかし、各所作が何を表現しているのかを理解するのは難しい。)
舞を終えると獅子頭に付けられた紙垂が拝観者に配られた。(誰も舞の途中で紙垂を取りに出る人がいないので大人しいものだ。)
そして最後は恒例の獅子頭による噛み、噛み、噛み・・・
最後に私も噛んでもらった。
参道を戻ると入口付近の広場では
古いしめ縄等が焚き上げられていた。
私はカメラの修理のために泣く泣くこの場を後にした。