2017年04月15日(土) サクラを求めての音無山散策(伊勢市二見町) (車、徒歩)
太江寺と江神社を訪れるために音無山を越えることにした。一番遠い所から登ろうと思い、堅田神社にお参りしてからその近くにある音無山高松稲荷側登り口を目指した。こちらの鳥居をくぐると左手に高松稲荷が祭られ、
山道は音無山へと続いている。ところが音無山にはたくさんのピークがあるのだった。ここから坂道を進むと
次の分岐にぶち当たる。まだサクラを楽しめる可能性があった(この記事を書いている時にはすでにサクラは花を散らしていた)ので右方向「さくら園」へ進んだ。
さくら園ではこんな感じ。こちらはサクラが花の中心が赤いからすぐにでも花を散らす用意ができていて
周のサクラの多くが花を散らせていた。
さくら園を後にすると
ピークを目指した。
最初に現れたのがこちら音無山南峰だった。
続いては音無山の三等三角点の近く、
サクラの花の先には
佐見山(音無山西)の山頂標が掛けられていた。ここもピークだった。
このピークはこちらの東屋の裏手に存在する。
さらに先へ進むと続いて現れるのはロープウェイ跡。こちらの二見浦ロープウェイも戦争の犠牲となった。
兵器生産の原料となる鉄を供出するために廃止となったが、こんな所にはそれを免れた鉄が放置されている。
ロープウェイ跡を過ぎてさらに道なりに進むとその先に鎮座するのは音成神社。「音無山に音成神社とはこれいかに?」お参りを終えると
こちらにも山頂標を確認。ここが「音無山」となっていた。
音成神社の近くに立つ東屋を背にすると
太江寺へと続く参道を下った。途中で風景を眺めたり、
石碑を確認したり、
さらにはサクラの名残りを楽しんだり・・・
この先で太江寺に到着すると、太江寺では元興玉社の御造営の状況を、さらには江神社(皇大神宮 摂社)では御造営の状況を確認した。(それぞれの様子は別の記事で紹介する。)
江神社から戻るとこの案内板が目に入った。
山門をくぐると石階を上がり、
元興玉社の前から先ほど下りてきた山道を登り返した。先ほど見かけた石碑を過ぎてしばらくすると
右手のこんもりしたふくらみの上にひっそりと建っていたのは阿弥陀三尊種子碑だった。
こんな生々しい光景を後にして音成神社の前を通り過ぎると
吊り橋への坂道をくだった。その途中、まだまだ美しいサクラを望むことができた。
こちらが吊り橋、
渡り切るのが勿体なくなり、自然と足取りがゆっくりになった。
見上げてパチリ。
すでに終わっていると思っていたサクラに出会えたのはありがたい誤算だった。
音無山からの坂道を下りきった後、振り返るとパチリ。