2017年09月30日(土) 何も求めずに宮川付近を気ままにぶらり (徒歩)
朝からは車での移動だたっため身体が鈍っていた。午後から天気が崩れるのかと思っていたが3時半頃には回復気味。お出かけ虫がザワザワと動きだした。目的もなくとにかく外に出た。
まずは伊勢市御薗B&G海洋センターの駐車場から西方寺の方向をパチリ。
ここから宮川の堤防へ向かうと
上條の渡し場を背にして上流方向へ歩いた。すると美しく刈りこまれた植栽の中には紙垂が付けられた竹が挿し込まれていた。
宮川の対岸には磯神社の社叢が望める位置だ。
植栽の根元には石造遺物が3基立ち列び。右側のものの前には
これは? 龍のような彫り物が横たわっていた。
こちらでは誰が、何がまつられているのか? そんなことを考えながら正面を望むとその先には朝熊山。
答えは得られなかったため、堤防道路を後にして先へ進むことにした。新たに作られた船着場を過ぎ、
川辺の道路を歩いているとサッカー少年から「こんにちは!」声を掛けられた。即座に「こんにちは!」と応じると続いては「何の写真を撮ってるのですか?」と不意打ちを食らった。即答できずに何とか「堤防で見合っけた石仏・・・」(内心でこんなことを言ってもわからないだろうなと思いながら、「俺は何を言っているんだ」と)と答えた。するとその少年が「面白いですか?」、私は「面白いよ!」と即答。
私は「面白いです。」との返答を期待しながら、そのサッカー少年に「サッカーは面白い?」と尋ねた。すると予想に反し「サッカーは辞めたいです。バスケットボールをやりたいです。」と・・・
少年も苦悩しているんだなと思いながらも(どうとでも取れる)「考えてみれば」としか言えなかった。もっと話を聞いてあげればよかったか・・・。
「考えてみれば」の言葉を発してその場を後にするとこちらをパチリ。最近、私が興味を持っているのは錆と枯れ、彼らはそのものだった。
宮川大橋に近づくと長〜い影が迎えてくれた。
宮川大橋をくぐるとこんな日時計を見つけた。ここでは「いま何時?」「そうねだいたいね」と写真付きでSNSに投稿してしまった。
沈みゆく太陽に向かって進むと
こんな子を見つけた。視線を合わせてのパチリ。
この辺りから
豊浜大橋をくぐると宮川の堤防へ戻った。
ここから左へと分岐する坂を下ると伊勢志摩リハビリテーション専門学校。この坂を下ると
左側に朱塗りのお社が建っている。以前から知っていたがなかなかお参りする機会がなかったので今日は坂道に任せて足を進めた。坂道を下りきってから左へ回り込むと
こちらの社号は白玉稲荷大明神であることがわかった。
参拝してからその中を覗くと、神棚には伏見稲荷大社の御神札のほか、最近私が毎週のようにお参りしている豊川茜稲荷神社の御神札も供えられていた。
白玉稲荷大明神を後にすると高向大社から200mほど離れた場所にまつられているコドノ社にお参り。
こちらは高向大社での御頭神事にて、七起の舞・日和見を終えた後に高向大社を後にして最初に訪れる場所である。
【参考】
- 御頭神事(高向大社)- 小殿社拝礼ほか(2015) 2015年02月14日
コドノ社を後にすると高向大社にお参り。
高向大社の参道を戻ると鳥居に掛けられた注連縄の先にこれから向かおうとしている宇須乃野神社の社叢(大クス)が望める。
振り返って高向大社をパチリ。目の前の水たまりには
夕陽が眩しい。
宇須乃野神社は左方向だが、右方向に見つけたこちらへの寄り道。風に吹かれふわふわするコスモスをパチリ・・・・
彼らを背にして真っ直ぐ進むと前方には見上げるほどの大クスが待ってくれている。
宇須乃野神社にお参りしてからオミアゲ写真をパチリ。
目的は持たず1時間半で帰宅する予定だったが、2時間に及んでしまった。帰路を急ぎながらもパチリ。
自宅に近づいて来たが、こんな道は初めて歩いた。まだまだ知らない道が多い。とにかく歩くことが重要だ。知らない道を!
続いては御薗神社に寄り道してから帰宅した。