2014年05月23日(金) 三重県立熊野古道センター、おわせ夢古道 (車、徒歩)
今日は「梶賀のあぶり」見学に始まり、梶賀神社、飛鳥神社と尾鷲市にある神社に続けてお参りした後、最終目的地である三重県熊野古道センターに到着した。
三重県熊野古道センターは熊野古道 伊勢路沿いではなく少し離れた場所にある。約一年前、熊野古道 伊勢路を歩いた際、JR尾鷲駅から歩き始めて八鬼山へ登り口へ向かう途中、本センターの存在を意識しつつも先のことを考えると寄り道する余裕などなかった。
【参考】
熊野古道 伊勢路を歩いたからにはぜひともこちらへ訪れたいと思っていた。「梶賀のあぶり」に惹きつけられたおかげで飛鳥神社と同様に、こちらを訪れることができた。
三重県熊野古道センターは私が予想していたよりもかなり大きく、立派な施設だった。
広い駐車場に車を駐めると熊野古道の石畳を模したアプローチがある。
石畳道の取り付き付近には次の説明板があり、ここには3種類を模した石畳が敷かれていた。
まず、歩き始めると
次の説明板。「馬越峠道(紀北町側)の石畳」
こんなかわいい焼き物の地蔵・・・。
「馬越峠道(紀北町側)の石畳」を登ってくるとここで折り返して
「八鬼山道の石畳」となる。
そして、その先は
「馬越峠道(尾鷲市側)の石畳」と続く。
石畳道を登り切ると右側にはパッと視界が広がる。立派な建物だ。こんなに立派だとは予想していなかった。
【参考】
二棟の建物の間へと進み、
左側にある交流棟をパチリ、
右側にある展示棟をパチリ。
まずは右手にある
展示棟へ入った。
受付にて、館内での撮影について確認すると、「どんどん、撮ってください!」とのこと。遠慮なく撮影させていただいた。
まずは、展示棟ロビーで開催されている 企画展 熊野への道 〜写真で歩く参詣道〜。
本企画展「熊野への道 〜写真で歩く参詣道〜」は
第1回「高野山町石道と霊場高野山」 4月26日(土)~ 5月25日(日)
第2回「中辺路」 6月28日(土)~ 8月24日(日)
第3回「小辺路」 9月27日(土)~11月 3日(月・祝)
第4回「大峯奥駈道と霊場吉野・大峯」 12月13日(土)~ 1月25日(日)
第5回「大辺路」 2月14日(土)~ 3月15日
の五部で構成されている。
【参考】
マップを見ながら順路に従って進むと高野山町石道を歩くことができた。
次回以降の企画展に訪れたいものだ。特に「大峯奥駈道と霊場吉野・大峯」は!
企画展コーナーの奥には常設の展示。これが充実していてすべてをじっくりと見たら半日はかかりそうな内容だ。今回は一時間ほど見学したがまだまだ見足りなかった。
「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野古道をさまざまな切り口で紹介している。
私が気に入ったジオラマを紹介しておこう。
「田丸での熊野古道への分かれ道」
「長島湊と海の道」
「馬越峠の茶屋と石畳道」
さらに、自然環境の紹介や
参詣曼荼羅など他にも見所は満載!
また、奥の展示棟企画展示室では、企画展「匠の業~木工・漆工の美~」が開催されていた。
やっぱり、手技は素晴らしい!
全体感を掴むために展示棟をざっと巡って約一時間。じっくりと見学したい展示が多いので再訪を約した。
展示棟を出ると展示棟の奥にある研究収蔵棟へ向かったが資料室は休館中だった。
最後に交流棟を見学してから三重県熊野古道センターを後にした。
実は、「三重県熊野古道センター」を訪れる前、センターに併設されている「夢古道おわせ」で昼食をとった。
駐車場から夢古道おわせの全景をパ〜チリ。
こちらが入り口で、
この前には、ふれあいバス 夢古道おわせ前 バスのりばがあった。
夢古道おわせで、お母ちゃんのランチバイキングをいただいた。
私にとっては少し濃い目の味付けだったし、メニューに焼き魚がなかったのは残念だった。しかし、ベランダ席に座れたのでそんな思いも吹っ飛んでいた。山も海も見える。中部電力 尾鷲三田発電所の煙突も!
また、眼下には「みえ尾鷲海洋深層水のお風呂 夢古道の湯」がある。
いろんなことで満たされた一日となった。
【 20140523 の記録 】
- 梶賀のあぶり(尾鷲市梶賀町)
- 梶賀神社(尾鷲市梶賀町)
- 飛鳥神社(尾鷲市曽根町)
- 三重県立熊野古道センター、おわせ夢古道