2014年10月05日(日) 杵築祭(月讀宮、月讀荒御魂宮) (車、徒歩)
第62回神宮式年遷宮、皇大神宮の別宮である月讀宮および月讀荒御魂宮では遷御の儀に向けた遷宮諸祭が昨日に続き本日も次の予定で斎行された。
【月讀宮】
杵築祭 10月 5日 8:00
後鎮祭 10月 4日11:00
川原大祓 10月 4日15:00
【月讀荒御魂宮】
杵築祭 10月 4日 9:00
後鎮祭 10月 4日12:00
川原大祓 10月 4日15:00
昨日の祭典は予定が前倒しで執り行われたので、本日は早めに月讀宮に到着した。雨が降り、至るところが濡れそぼっていた。(防水カメラを持っていないので、壊れてもいいコンデジを持参)
裏参道の鳥居をくぐると
杵築祭(こつきさい)が開始される前にお参りした。
雨儀廊のおかげで参拝者も濡れることなくお参りできる。それにしてもザーザー降りだ。
お参りを終えてから手水舎の付近まで戻って待機していた。
雨は止むどころか勢いを増していた。
差している傘を見上げてパチリ。
杵築祭に奉仕する神職が傘を差して
【杵築祭(月讀宮)】
宿衛屋の前に列立すると
報鼓が鳴らされた。杵築祭が開始された。
奉仕員は宿衛屋前で御塩による清めを受けると
月讀宮への参道を下った。
現宮にての儀式を終えて戻ると
月讀宮の新宮へと向かった。
【杵築祭】
新宮の竣工を祝い、新殿の御柱の根本をつき固めるお祭りです。禰宜以下が御塩(みしお)の清めを受けて本殿に進み、拝礼ののち、新殿の瑞垣御門前で白杖(びやくじよう)をとり、御床下の柱根を三度づつ杵築きながら三周してつき納め、式を終えます。
実は正宮での杵築祭のように白杖を手にした参進を期待していたのだが、先にも紹介したように手ぶらでの参進であった。
参道からの拝観ではこの程度しか望めなかったが
この写真をよく見ると黒いザックを背負った撮影クルーの左側には神職が手にする2本の白杖を確認できた。白杖は瑞垣の前か中にて受け取ったのだろう。
三度づつ杵築きながら三周してつき納める動作は想像するしかないが・・・。
つき納めを終えると
神職は再び雨儀廊を進み、月讀荒御魂宮へ向かった。
【杵築祭(月讀荒御魂宮)】
月讀荒御魂宮での儀式を終え
月讀荒御魂宮新宮へ向かうと
(たぶん)月讀宮と同様に杵築祭が執り行われた。
月讀荒御魂宮での杵築祭が終了すると退下となった。
雨儀廊の端で傘を受け取った神職は
宿衛屋の前まで戻り列立すると
杵築祭は終了となった。
二人は新しい宿衛屋へ戻り、
他の神職は旧宿衛屋の方へと参道を下った。
本日は昨日とは異なり、次の後鎮祭は予定通り執り行われるとのこと。時間的に余裕があったので、豊受大神宮の別宮で同名の月夜見宮で9時から斎行される檐付祭を拝観することにした。できれば8時40分までには到着したい。ゆっくり、急いだ。
【 20141005 の記録 】
- 杵築祭(月讀宮、月讀荒御魂宮)
- 檐付祭(月夜見宮)
- 豊受大神宮の古殿地とお気に入りの丸い石、ほか
- 後鎮祭(月讀宮、月讀荒御魂宮)
- 川原大祓(月讀宮、月讀荒御魂宮)