2015年02月28日(土) 御神遷の準備が進められる河邊七種神社(伊勢市河崎) (徒歩)
伊勢市河崎に鎮座する河邊七種神社では今年の11月に御神遷が執り行われることを以前に紹介した。
【参考】
- 「祝 御神遷」の幟が立つ河邊七種神社 2014年12月06日
また、栄通神社(伊勢市通町)の遷座祭では、祭儀の勉強のため河崎の方々が数名で拝観していた。
【参考】
- 遷座祭 栄通神社(伊勢市通町) 2015年02月21日
2月27日の夜、河崎に所用があり河崎本通りを歩いていると河邊七種神社の参道脇に立てられたテントの中から大工作業の音が聞こえていた。その音に誘われて境内を通り抜けた。暗くて詳しい様子は分からなかったが、鳥居と社務所が無いことだけは確認していた。
そして、その翌日、月夜見宮にて御飾の儀の拝観を終えると、詳細な様子を確認するために河崎を訪れ、河邊七種神社に立ち寄った。河崎本通り側の参道へ入るとやはり鳥居が無かった。
以前は、こんな感じだった。
なお、社号標の脇には、次の注意看板が立てられていた。
境内にて神遷の工事が始まっています
ご迷惑をおかけ致しますが参拝の際は
ご注意下さい。 河邊七種神社
参道を進むと右側にテントが立っている。(こちらで鳥居が準備されているとのこと)
参道を進み、手水舎の前には・・・、「あっ、ここにも鳥居があったはず!」
以前はこんな感じで鳥居が建っていた。
振り返っても鳥居はない。(当たり前だ。)
橿原神宮遥拝所となっている二本のクスノキ奥には社務所があったはずだが、
今は更地となり工事中(土質試験?)だった。
以前にも確認したお白石の山を再度確認してから
拝殿へと向かった。
拝殿の前にも確か鳥居があったはず。
こちらが以前の様子。
お参りを終えると拝殿から社務所があった方向を確認して、パチリ・。
以前の社務所はこんな感じだった。
地元の方が集まっていたので、御神遷についていくつか教えていただいた。
- 御造替は社務所と鳥居のみで、その他は洗いで済ませる。
- 仮殿は隣の吉家(稲荷)神社で、仮遷座祭は天王祭以降である。(日程についてはすぐには確認できなかった。)
仮遷座祭については後日確認してみよう。
この後、吉家稲荷神社へ向かった。(20mほど)
鳥居をくぐり抜けると
お参り。
こちらが河邊七種神社の仮殿となると思うと感慨深い。ふと、視線を下げるとそこには寒中見舞札が貼られていた。それは、河崎旭通町稲荷講のものだった。よく目にする札だ。
お参りを終えると
吉家神社側から社域を出た。その先には工事説明板があり
社務所新築工事の案内、工事期間は6月30日まで。
偶然にも、勢田川の水管橋架設工事の終了予定と同じたった。(全く関係は無いが・・・)
【参考】
神社周辺には多数の幟が立てたれていた。
河邊七種神社の御神遷も拝観してみたい。
【 20150228 の記録 】
- 散水車による打ち水、古殿地にあるお気に入りの石ほか(外宮)
- 古殿の解体を終えた土宮と番舎の移設ほか(外宮)
- 遷宮諸祭儀、御飾(月夜見宮)
- 御神遷の準備が進められる河邊七種神社(伊勢市河崎)
- 身近にある お伊勢さん125社 河原淵神社と船江上社(伊勢市船江)
- 臥龍梅、梅祭りの準備(伊勢市御薗町新開)
- 河原神社(豊受大神宮 摂社)近くの田んぼにあった護摩木(?)
- 企画展 続・藩札と羽書 – MIEのエコマネー(松阪市歴史民俗資料館)
- 松坂城跡周辺、旧長谷川邸付近ほかの散策