2015年04月19日(日) お稲荷さんへの参道に立てられた幟(月夜見宮 春季大祭) (徒歩)
私が待ちに待った月夜見宮 大祭の日。その理由は月夜見宮々域内にまつられているお稲荷さんにあった。
私がこのお稲荷さんを知ったのは何年前だろう。
2010年03月27日の記事に頂いたコメントでお稲荷さんの存在を知り、由緒を知るまでは5年ほどを要した。また、2014年08月31日にはお稲荷さんへの参道に幟を立てる穴があることを見つけ、幟が立てられるのは大祭の日だけと聞いた。つまりこちらの幟を目にする機会は年に二回、春季大祭と秋季大祭の日しかない。大祭の日は式日なので会社勤めの私にとって、今日は見逃すことができない日となった。
【参考】
- 宮川、外宮めぐり 2010年03月27日
- 月夜見宮のお稲荷さん? 2011年10月16日
- 外宮さんゆかたで千人お参り 2012 2012年08月01日
- 月夜見宮の宮域に祭られているお稲荷さんでの新しい発見、ふたつ 2014年08月31日
- 月夜見宮のお稲荷さんの御由緒 2015年01月31日
できるだけ座学(知識)ではなく、体験(経験)で真相に迫りたいタイプなので、何事にも時間がかかる。そう言えば朝熊神社と朝熊御前神社の御門の柱の疑問もそろそろ解決するかも知れない。些細なことを真剣に考えてしまう。また、ここでも寄り道してしまった。
【参考】
- 朝熊御前神社等の御門の柱が接がれている理由?
- 神御衣奉織作業終了(神麻続機殿神社) 2012年10月07日
- 第六十二回神宮式年遷宮に向けて鳥居等の造替(外宮) 2013年06月08日
話を元に戻すと、本日は月夜見宮春季大祭の祭典を拝観することも楽しみだったのだが、それ以上に月夜見宮々域内にまつられているお稲荷さんへと続く参道に立ち列ぶ幟を見ることが私にとって重要だった。
月夜見宮、高河原神社へのお参りを終えると、月夜見宮の古殿地の左奥にまつられているお稲荷さんへ急いだ。その参道には多数の幟が立ち列んでいた。
私が目にしたかったのはこの光景、感無量だった。
幟には「月夜見稲荷大神」と染めぬかれていた。(奉賛会の方に確認したところ、正式には別の社名があるそうだが、便宜的に「月夜見稲荷大神」の名を使用しているとのこと。正式名は?とのことだった。謎は深まるばかりだ。)
参道を進むとその奥には
いつもの通り姿、お参り。
この光景は年に二度しか目にすることができないと思うとしばし佇んでしまった。
そして、名残惜しむかのようにパチリ、パチリ・・。
こちらは祭典での参進と退下等の写真だが、その背後にはこれらの幟が写っている。神宮の祭典では珍しい(ほかには無い)光景だ。
【 20150419 の記録 】
- 自宅周辺で始まった田植え(伊勢市御薗町)
- JR参宮線、黒く煤けた列車の屋根
- 月夜見宮 春季大祭
- お稲荷さんへの参道に立てられた幟(月夜見宮 春季大祭)
- 修繕を終えた外宮の御厩
- 新緑の外宮
- 雨に濡れそぼるお気に入りの石、ふたつ(外宮)
- 玉砂利の参道でキャリーバッグを引く女性ふたり(外宮 表参道)
- 参宮線 吹上町踏切付近に置かれた線路修繕車両とレール?
- 内削ぎと外削ぎの千木が混在する萬福稲荷大明神(伊勢市河崎)
- 御神遷に向けて準備が進められる河邊七種神社(伊勢市河崎)