2015年06月28日(日) 夏越の大祓、茅の輪くぐり(船江上社) (徒歩)
夏越の大祓は、水無月の大祓とも呼ばれ、六月の晦日である三十日に執り行われるところが多いようだ。
知人より伊勢市船江に鎮座する船江上社では、参拝者の便宜を優先し休日である6月28日に夏越の大祓が斎行されるとの情報が寄せられた。しかも茅の輪が準備されているとのこと。これは訪れない理由がない。
午前の活動が予定をかなり超過したので、昼食後に急いで船江上社へ向かった。
鳥居をくぐり参道を進むと
開始時刻である午後2時を過ぎてしまっていた。(3分・・・)
ところが、私のように遅れて来られる方が数名いたため祭典の開始が少し遅れていた。
私たちが鳥居をくぐると宮司が挨拶の後、大祓詞が奏上された。
その後、奉仕者および参拝者は事前に配付された榊の葉を各自で左・右・左へと振ってから最後に息を吹きかけた。
それら榊の葉は回収され、
続いて茅の輪くぐりとなった。左から初めて8の字を描きながら茅の輪を6回くぐった。
その際、六月祓の歌として著名な
水無月の夏越の
祓いする人は千歳の命
延ぶと言うなり
を唱えながら・・・
【動画】 42秒( 3.4 MB )
茅の輪くぐりが終わると、総代二名が拝殿の前から折敷を捧持して神社の前に広がる朧ヶ池へ向かい
各人から罪・穢れが移された人形および榊の葉が祓い清められた。
以上で夏越の大祓は終了となった。
しばし池を眺めながら佇むと人気がなくなった船江上社にお参り。
神様はこんな風景を見ているのか。
【 20150628 の記録】
- 仮遷座のために移設される社殿(松下社)
- 見頃な民話の駅・蘇民の大賀ハス(伊勢市二見町松下)
- 企画展『美し国・伊勢志摩の海の幸を天照大神に奉納する「贄海(にえうみ)神事」と四郷』(四郷地区コミュニティセンター)
- 夏越の大祓、茅の輪くぐり(船江上社)
- 河原淵神社(豊受大神宮摂社)より撤去された賽銭箱