2016年07月30日(土) 宮川親子デイキャンプ 2016 の舞台裏 (車、徒歩)
先に、宮リバー度会パークにて実施された「宮川親子デイキャンプ」の様子をお伝えした。
【参考】
- 宮川親子デイキャンプ 2016 2016年07月30日
私は神事や祭りでも本番だけでなく準備や片付けなどメイキングに関わる部分に興味を持ってしまう。
今年初めてスタッフとして参加した「宮川親子デイキャンプ」についても可能な限り資料として残しておこうと撮っておいた写真とともにその舞台裏を垣間見てみよう。
参加者の集合時間は午前8時半〜9時だが、スタッフの集合時刻は午前7時。
昇り始めた太陽が作る長い影を前にしながら遠い駐車場から集合場所へと向かった。
少し早めに到着したので、早速河原へ下りると
本日実施する各イベントのため、それぞれの場所に目印となる杭(スキー用のストック?)が差し込まれていた。当日よりも前に準備してあったのだ。(お疲れ様です。)
集合時刻となると宮川流域案内人(ブルーのTシャツ)と宮川流域ルネッサンス協議会事務局、宮川流域7市町(伊勢市、多気町、大台町、玉城町、大紀町、度会町、明和町)の応援者がスタッフとして参加してくれた。宮川流域案内人の会の会長である巽さんの挨拶と役割分担の確認、簡単な打ち合わせの後、各スタッフは持ち場へ・・・。
まずは、伊勢市等のワンボックスやバンで運ばれた多数のテントやライフジャケットなと多数の備品が河原へと順次運ばれた。
ネコやライフジャケットなど多数の備品も・・・。
テントはひと張り、ひと張り・・・立ち上がった。
こちらは簡易テントで周囲の四面にはジッパーで取り付けできるサイドシート、一面は出入りできるように中央がジッパー式となっている。これらは更衣スペースとなったが風が抜けるところがないため、入口のジッパーを閉じてしまうとサウナ状態になってしまった。
参加者の休憩用テントがどんどん立ち上がり
川沿いのイベントテント(びんづけ作り、水切り)も準備された。全てのテントが立ち上がると現場の石や砂で土のうを作るとテントの支柱にくくりつけた。
お出迎え用の横断幕ゲートが準備され、本部テントも立ち上がると
そろそろ参加者を迎える時間となっていた。
こちらは竹水鉄砲コーナーだが、こちらで使用する竹は案内人が予め調達したものである。(お疲れ様です。)参加者は準備された竹と布と糸を受け取れば、その場で水鉄砲を作れる状態になっていた。
こちらは、びんづけ作りコーナー、参加者はペットボトル(2リットル)を準備してきたが、その他の道具や餌、さらには目印の浮きとなる小さなペットボトルには名前用のシールが貼られ、テグスを結んだモノが予め準備されていた。
その浮きはびんづけを仕掛けた川面にてプカプカ浮いていた。
そしてこちらはスイカ割り用の文字通りスイカで、米用の貯蔵庫で適度な温度に冷やされていた。触ると冷たくて心地よい状態だった。
こちらは最後の石積み選手権でイベント会場が盛り上がっている最中にひとり黙々とネコを押す案内人の姿。彼は水中綱引きで使用された綱を回収に向かっていた(?)。
スイカ割りなどスケジュール通りには進まなかったコーナーがあったため、二回目の川遊びタイムが中止となった。期待していた子どもたちがかなり残念そうだった。何が重要なのかを考える必要があるるだろう。
時間を守ること、子どもとの約束を守ること・・・、主役は誰だったのだろうか?
最後の記念撮影を終えると閉会式となり本日の「宮川親子デイキャンプ」は終了となり、参加者は三々五々帰途についた。子どもや保護者はどんな思いを胸にこの場を後にしたのだろう。
参加者を見送りながら、スタッフにはまだまだ仕事が残されていた。テント等を片付けてからそれらを担いで堤防の斜面を・・・
一日のご褒美だろう! スタッフはこんな虹を目にすることができた。天地逆転している虹だった。
テント等備品のほとんどをワンボックスやバン、軽トラックに積み込むとしばし休憩。
一息ついてから最後のひと踏ん張りで
全てを片付けると
スタッフの長い一日は終わりを迎えた。
お疲れ様でした。
今回、宮川親子デイキャンプに初めて(スタッフとして)参加して感じたことは、宮川流域案内人の会主催行事となっているが、備品の調達や関係市町への協力依頼など宮川流域ルネッサンス協議会事務局が主体的に対応してくれている点が多いし、市町のスタッフの協力なくして本行事はなりたたない。
皆さんに感謝!