2017年08月27日(日) 伊勢の高台へのアップダウンをぶらぶら (徒歩)
本誓寺(伊勢市久世戸町)を目指すが古市街道を歩くのも・・・、昨日は勢田川に架かる簀子橋から錦水湯の脇を通り妙見堂を歩いた。
【参考】
- 伊勢市内を「∞」にぶらり 2017年08月26日
今日は古市街道を挟んでその反対側を歩いてみよう。未だに歩いたことがないルートを・・・
近鉄 宇治山田駅前を後にすると
古市街道に合流してから途中で右へ折れた。その先には勢田川が流れ
瀧波橋が架かっている。
瀧波橋を渡り、近鉄の高架の左側を直進方向に進むとこんな階段が待っていてくれた。迷いもなくこの先へ進むと
階段の上からはこんな風景が望めた。
以前は虎尾山への玄関口であった清渓橋の跡をパチリ。
今や宅地となっているが、かつてはこの橋の下は谷になっていたようだ。親柱には「昭和弐年拾壱月架之」
「清渓橋」とある。
当時の様子は「いにしえの伊勢」ブログにて詳しく紹介されている。
【参考】
清渓橋跡に向かって左(東)方向へ進むと
左側に草だらけの坂道を見かけた。とても面白そう。どこへ続くかわからなかったがとにかく下ってみた。
土道からは離れ舗装路も下るとその先は見覚えのある風景だった。いつもとは逆向きだが。
そう、ここは隠岡山寿厳院だった。石段を登ると
山門をくぐり、本堂にてお参り。
その後境内を散策してから
先ほどの草道を戻った。ここからはさらに先へ。
右方向は上り坂だったが、古市街道から離れてしまうのでここは直進方向の下り坂を選択した。
坂を下り始めるやいなや眺望が開けた。
坂道をどんどん下るとその先は「ばらやん」へと続く道だった。道なりに進めばもう古市街道に出てしまうので、ここは少しだけ踏ん張って
こちらの路地へ入った。道なりに進むと少しづつ高度を上げた。そしてヘアピンカーブの途中には
清雲院跡と刻された石標が建っていた。この標を背にすると
さらに坂道を進んだ。(ところがこの先を真っ直ぐに進むと民家に突き当たった。)
来た道を戻るしかないかと考えたが、民家へと続くような水平路があったのでダメもとで進むとこんな風景が望めた。
歩いた水平路を振り返ってパチリ。
この道はさらに先へと続いていた。(鳥羽で樋の山の裾野を歩いているような錯覚に陥った。)
その先で合流したのが古市街道。
以前は両口屋が建っていた付近だった。
古市街道に出たのも束の間、倭町バス停を過ぎ
京屋染工所の先にはかつての宇治と山田の境界がある。その境界はいまも路地として残されている。左方向へは下ったことがあったので、今日は右方向へ登ることにした。
古市街道から右折すると
すぐ近くでさらに右折してこの路地へ入った。道なりに進むと
坂道は傾斜を増していった。
滑り止めが付けられる程の傾斜になると
かなりの高度を稼いでいた。
さらに高台へと向かう道が続いていたので、道なりに進んだ。こちらは岡本方向か?
かなり遠くまで見渡せるようになると
今度は急な下りになった。
下ってから見上げるとこんな感じ。こんな場所はあったとは、初体験だった。
急な坂道を後にして古市街道まで戻ると先ほど古市街道から離れた交差点はお隣だった。
以前から歩きたいと思っていた伊勢の高台は興味深い場所だった。改めて訪れてみよう。