2014年03月22日(土) お伊勢さん125社まいり 鴨めぐり その1 (車、徒歩)
以前に紹介した平成6年(20年前)にザ・伊勢講受入協議会と近鉄が主催で実施されたお伊勢さん125社のマップと資料を元に今回は鴨めぐりを実施した。
【参考】
今回のマップでコースを確認するとスタート地点は度会郡玉城町積良にある幸神社で、ゴール地点は玉城町役場の前にある村山龍平記念館である。この企画では伊勢市駅からスタート地点までバスでの移動となっている。
公共交通機関を利用することも検討したが結局は、ゴール付近の玉城町役場に車を駐めてスタート地点まで歩くことにした。玉城町役場からスタート地点である幸神社までは前々回の外城田めぐりで歩いたコースの逆行となるので迷うことなくたどり着ける。
【参考】
今回はコースマップ通りなので次の順番でめぐった。()は、お伊勢さん125社以外。
- (幸神社)
- 津布良神社
- (山田寺)
- 鴨神社
- (氷室洞くつ)
- (田宮寺、田宮寺神社)
- 鴨下神社
- 奈良波良神社
- (廣泰寺)
- 小社神社
- 狭田国生神社
- (三縁寺)
- (村山龍平記念館)
まず、「鴨めぐり その1」では1〜6までを紹介する。
本日のゴールである村山龍平記念館の前にある玉城町役場の駐車場に車を駐めると
前々回の外城田めぐりで歩いたルートを逆行した。
JR参宮線に沿って進み羽根踏切で左折してから民家の間を抜けると田んぼの間を歩いて蚊野神社の裏手へ到着した。
脇から正面へ向かう石段を上がり
お参り。
蚊野神社の前でふきのとうを発見。
こんな寄り道を繰り返しながら幸神社の社叢が見える場所に辿り着いた。左方向には田乃家神社の社叢が見えていたがそこまで寄り道してしまうと本日のスタートが遅れてしまうので左を見ないように直進した。
そして前方左手には津布良神社の社叢が見える交差点に到着、右方向が本日のスタート地点である幸神社だ。歩き始めてから約1時間半が経過していた。
進路を右へ向けると何度も訪れたことがある幸神社の参道を進んだ。
【幸神社】
立派な常夜燈の間を・・・・。
その前にこちらをパチリ。
参道へ戻ると常夜燈の間を進み最初の鳥居をくぐった。
その先には多数の常夜燈があるが、右手には手水舎があり、さらにその右手には休憩所、トイレがある。(ありがたい)
多数の鳥居をくぐると最後の鳥居の右手にある鳥居の先には目神が祭られている。
石階を上ると空間が広がり、前方には瓦葺の拝殿がある。
その右手の社務所の奥には瘧神が祭られている。瘧神は子供の引付・癇虫・寝小便・発熱にご利益があるとされている。
【幸神社から津布良神社へ】
幸神社を後にすると先ほどの十字路から津布良神社の方へと進んだ。
たまたま下水道工事のためにマップに記されたルートを歩けなかったが、今まで歩いたことがない田んぼの畦を歩かせて頂いた。その途中でパチリ。橋が架かっている道がいつも歩くルートだ。
橋を渡ると道なりに進み、坂道を・・・。坂道の途中で右手を遠望すると御堂が見えたので後で回ってみようと思った。
坂道を上り切ると参道は社叢を左へ巻くように進みこの場所へ出る。
【津布良神社】
石階を上ると
かなり広い空間が開ける。手前にも神社が建ちそうな空間があり、さらにその奥に津布良神社が鎮座している。
広がりは横方向だけではないので、縦方向はパノラマでパ〜チリ。
お参りを終えて石階を下ろうとすると前方には伊勢自動車道を走る車が見えた。
【津布良神社から幸神社付近の十字路へ】
石階を下るとこの標識の先の坂道を上った。
その先の風景がこちらだ。伊勢自動車道を走る車の姿も見える。
今回は初めてこの坂道を下り、Uターンして先ほど遠望した御堂へ立ち寄ってから
幸神社付近の交差点へ戻った。
【幸神社付近の十字路から山田寺へ】
いつもなら墓地の近くまで遠回りするのだが、このマップでは車道を直進した。
次の丁字路を右折すると右方向へ道なりに進み
【山田寺】
先日も獅子舞神事を拝観するために訪れた山田寺に立ち寄った。
【参考】
山門をくぐり境内へ入ると
そこにはマツカサが残されていた。ちらほら・・。もしかして獅子舞神事の時の名残だろうか?
【山田寺〜鴨神社へ】
獅子舞神事の記憶を思い出しながら山田寺を後にすると鴨神社の参道入り口にある竹やぶへ向かった。次の写真の右側が山田寺で、左側が鴨神社の参道の方向。
ほどなく竹やぶに到着。
その前には次の道標が建てられている。「左 皇大神宮摂社 鴨神社 参道」「右 山田寺 瀧見観世音菩薩 参道」
道標に従って、竹林を抜けると視界が開ける。さらに進むと
「勢和多気-40」のトンネルで伊勢自動車道をくぐる。
その先は山道となる。この道標に従い左へルートを取り、
山歩きの雰囲気を楽しむ。スギの立ち並ぶ参道(山道)をさらに進むと
先ほどと同様に「左 鴨神社」の道標が現れる。ここから登りだ。
斜度が少し急になった坂道を登りきる辺りでパチリ。頭上には倒木がある。
倒木の下を抜けると分岐となっている。分岐は右手方向へ進む。分岐を右手に進んでから振り向いてパチリ。先ほどの倒木が左に見える。(※ 帰りは同じコースを戻らず、この写真の直進方向へ進んだ。)
ここからはしばらく水平道が続き、途中にこの道標がある。的山駐車場からのルートの合流地点だ。
鴨神社へ向かうルートは私が知っているだけでも4本ある。
先へ進むと次の道標があった。裏側に「国束山→」とマジックで手書きされていた。この方向へ進むと鴨神社の社標がある。
【鴨神社】
こちらだ。
苔むした参道を進むと右手の上方に社殿が見える。
突き当りの石階を上り、お参りした後にパチリ。
こちらには賽銭箱がないため、御扉の前に賽銭が供えられていた。
先ほどの参道とは逆方向の離れた場所からパチリ。
【鴨神社から氷室洞くつへ】
この先には「氷室洞くつ」があるので寄り道。山道には倒木あり、樹木が覆いかぶさっているので注意しながら進むと
水が流れる斜面に出る。この倒木は以前からあるものだ。
ザレ場をさらに進むと崩れた石積みに到着。初めて来た時には綺麗に積まれていたのだが残念だ。
この崩れた石積みの左手から回ると右奥に
【氷室洞くつ】
「氷室洞くつ」がある。私の足と比較してもわかるように大きな穴ではない。洞くつからは勢い良く水が流れだしていた。
【氷室洞くつから鴨神社へ】
氷室洞くつから鴨神社までは来た道を戻るのだが、先ほど紹介できなかった状況を紹介するとこんな感じだった。
そして、先日の大雪の被害だろう。私の手首ほどの幹がこのように裂けていた。
【鴨神社から鴨神社の参道入り口の竹やぶへ】
鴨神社を後にすると先ほどの倒木を紹介した分岐までは戻ると行きとは別のルートへ直進した。道なりに進むとその先ではこんな風景。行きは伊勢自動車道をくぐったが、帰りは
山神橋で
自動車道を越えた。
伊勢自動車道を越えると山道の先にこの風景が現れる。実はこの先へ進めば田宮寺方向へ行けるのだが、ここからはコースマップへ戻るために先ほど道標を確認した鴨神社の参道入り口にある竹やぶまで戻ることにした。
下りきると鋭角に戻った。
こんな長閑な風景を楽しみながら・・・。
参道入り口まで戻るとここからは再びコースマップに従って進んだ。
【鴨神社の参道入り口から田宮寺まで】
竹やぶを背にすると
山神公民館まで進み、さらにその先へ・・・。
次の十字路では
左手に御堂がある。
この御堂を背にして進むと
この道標がある。右の的山公園方向へ行くと先ほど伊勢自動車道を越えて下ってきた場所へも行ける。ここは左方向だ。
後はしばらく道なりなので、歩きながらの昼食とした。いつものおにぎり三個。ただし、今日のおにぎりにはフリーズドライの野菜がたくさん入っている。
美和ロック、住宅地を過ぎるとこの交差点に到着。いつもならここを直進するが、
今回は右折した。車道の脇を車に気を付けながら進むと
前方左手に「田宮寺十一面観音」の案内板がある。
ここを左折すると大きなモクレンの木、満開になったらどんなに綺麗だろう。五感で楽しみたいものだ!
【田宮寺】
坂道を上ると右手に田宮寺、
【田宮寺神社】
左手、田宮寺の向かいには田宮寺神社がある。
田宮寺神社には伊勢神宮と大いに関わりのある「御船殿跡」がある。
概要はこちら。
この後は、その2へと続く。
【 20140322 の記録 】
- お伊勢さん125社まいり 鴨めぐり その1
- お伊勢さん125社まいり 鴨めぐり その2