2014年02月16日(日) 五身懸祭 – 道中練り歩き(川添神社) 2014 動画あり (車、徒歩)
昨年に引き続き、今年も「宮川流域案内人とともに 川添神社の奇祭・五身懸祭を見よう!!」に参加した。これは多気郡大台町栃原の川添神社にて五穀豊穣を祈り斎行される祭典であり、道中の練り歩きと神社での各種神事で構成される。五身懸祭についてはその概要を昨年の記録にまとめてある。
【参考】
- 五身懸祭 – 道中練り歩き(川添神社) 2013年02月17日
今回は動画を主体に撮影したのだが、静止画もかなり撮ってしまった。ここでは両者を取り混ぜて時系列に紹介する。
まずは、日進公民館に集合。この企画「宮川流域案内人とともに 川添神社の奇祭・五身懸祭を見よう!!」は大台町ふるさと案内人の会会長でかつ宮川流域案内人である筒井敏さんが主催し、大台町観光協会、宮川流域ルネッサンス協議会が後援している。
最近は、「大台町ふるさと案内人の会」の企画に参加させていただく機会が多く、筒井さんをはじめとして「大台町ふるさと案内人の会」の皆さんには大変お世話になっている。(感謝)
筒井さんから五身懸祭の概要の説明を受けていると、
「マダラーク」「マンザイ」の掛け声が繰り返し聞こえ、近づいてきた。そろそろ出発したのだ。昨年の説明にあるように栃原区と新田区の氏子代表である当番者が道中を練リ歩き、川添神社の手前で合流する。日進公民館がある地域は新田区で今回は若い当番である弟当(オトウ)とのことだった。
我々は公民館を後にすると熊野古道 伊勢路へ向かった。私は昨年、熊野古道 伊勢路を踏破したことを思い出しながら・・・。
【参考】
街道には道中練り歩きの姿が見えてきた。
最初はぎこちない雰囲気であるが、後半に向けてかなりの盛り上がりを見せる。
【動画】 47秒(6.8 MB )
少し練り歩くとしばしの休憩、このパターンを繰り返す。その際に御酒は欠かせない。
特に先達は「ごくり」。
休憩を終えると行列は再開、先達の掛け声「マダラーク」に
他の人々が「マンザイ」と応える。
またまた休憩だ。
道中練り歩きの開、同行者も少しずつエンジンがかかってきた。
「マンザイ!」
「マダラーク」
「マンザイ!」
こんなおじさんも登場! 外れたカーブミラー? を頭上に掲げて光を先達に当てていた。カメラマンのためのレフ板か?
道中は長いが、先達は手を緩めない。
気合が入っているように感じられる。もしかして酒の勢いか?
【動画】 32秒(4.3 MB )
そして、国道42号を渡る新田交差点での信号待ち。休めば一杯。一体どれだけ飲んでいるのだろう。
そして、信号が青に変わると一行が一斉に国道42号を横断した。
この先もしばらく熊野古道だ。
「マダラーク」 「マンザイ」
ここで熊野古道を離れるが、
前方には老舗旅館 岡島屋が見えている。熊野古道 伊勢路を歩いた時のことが思い出された。
新田踏切を左手に見ながら丁字路を曲がるとこの先に川添神社が鎮座している。
ズームにすると遠方に多数の人。栃原区の人々が待機しているのだろう。
大雪の名残を感じながら・・・。
そして、ついに新田区と栃原区が合流だ。こちらは栃原区の先達。かなりの量の御酒で心身を清められている様子だった。
さあ、これから合流、
そんな時、栃原区の当番である兄当 (エトウ)はみなさんに愛嬌を振りまいていた。
私が一声かけると、こちらを向いてくれた。パチリ。 「いいね!」。
これから新田区と栃原区の合流だ。
【動画】 60秒(8.7 MB )
同流すると各区は左右に列び、川添神社を目指す。パワーは倍増だ。
【動画】 36秒(5.7 MB )
【動画】 24秒(3.4 MB )
かなりの盛り上がり。
勢い余って?、いや御酒で清め過ぎてしまったか!
この近くには、榊を手にしたこんな少女の姿も・・・。
そして、先達は復活。本当にパワフルだ。使命感がそうさせるのだろう!
そして、ついに川添神社の手前までやってきた。
【動画】 20秒(3.6 MB )
最後に道中練り歩きの行列は鳥居をくぐった。
【動画】 1分14秒(13.1 MB )
またまた、一杯だ。
これからの本番に向けて
しばしの休憩。
参進の準備が進められていた。
私は拝殿等の様子を確認するために、この場を後にした。
【 20140216 五身懸祭の記録 】
- 五身懸祭 – 道中練り歩き(川添神社) 2014 動画あり
- 五身懸祭 – 神酒・弓射・万歳楽神事、苗松行事ほか(川添神社)2014 動画あり