2015年02月28日(土) 企画展 続・藩札と羽書 – MIEのエコマネー(松阪市歴史民俗資料館) (車、徒歩)
午前中には月夜見宮にて御飾の儀を拝観してから寄り道を重ねて帰宅した。まだお昼前だったので昼食を終えると【キタヰの妻】と共に松坂へ向かった。
実は、昨日2月27日(金)の夜、伊勢市河崎 ロカンダボーノにて開催された千枝大志さんによる講演会「羽書と藩札」にて大いなる刺激を受けていた。(千枝さんは伊勢河崎商人館で開催されていた古文書勉強会の先生で、数日前にこの会へのお誘いをいただいた。)
プロジェクタを利用しての一時間ほどの講演会であったが、内容が濃かったため十分には把握しきれなかった。そのため、私としては消化不良気味だった。
・・・
なお、この講演会は、千枝さんの指導により松阪市立歴史民俗資料館で開催されている「企画展 続・藩札と羽書 – MIEのエコマネー」にちなんで内々で実施されたものだった。
昨日の講演会で頂いた「企画展 続・藩札と羽書 – MIEのエコマネー」の案内によると開催期間が3月8日まで。来週はすでに予定が入っていたため今日しかチャンスがなかった。
私は消化不良を解消するために松坂城跡にある松阪市立歴史民俗資料館を訪れた。表門跡から松坂城跡へ入ると
右方向の坂道を進んだ。
その坂の先には目指す松阪市立歴史民俗資料館が建っていた。
(この建物は旧飯南郡図書館で国登録有形文化財となっている。)
レトロな雰囲気の扉を開けて中へ入ると
受付にて
入館料を支払った。(その際、松坂商人の館との割引券を購入)
なお、この企画展は撮影禁止となっていたが、立派な図録が販売されていたので購入した。ページをめくると写真とともに多数の詳細な説明文が掲載されていた。(これで勉強しよう。)
(この時点では羽書、藩札について説明する知識もないので・・・)
企画展の見学を終えると2階の展示場へ移動した。その中央には数台の機織り機が置かれ、松阪木綿を中心に展示されていた。
そんななか、【キタヰの妻】が見つけたお宝はこちら、
生活用具として展示されていた「あられ炒り」に貼られていた
「Mr.JOHN ¥580」だった。この値札は敢えて残されているの?
そして、私が気になったのは多数ある木綿の展示の片隅に置かれていた神宮の神御衣だった。
説明札によると
荒妙(あらたえ)と和妙(にぎたえ)
伊勢神宮の機殿で織り、神御衣(かんみそ)祭にお供えした麻布(左)と絹布。
なお、神御衣の奉織作業風景は次の記録にて紹介。
【参考】
- お伊勢さん125社まいり 斎宮めぐり 神御衣の奉織、動画あり 2014年05月03日
【 20150228 の記録 】
- 散水車による打ち水、古殿地にあるお気に入りの石ほか(外宮)
- 古殿の解体を終えた土宮と番舎の移設ほか(外宮)
- 遷宮諸祭儀、御飾(月夜見宮)
- 御神遷の準備が進められる河邊七種神社(伊勢市河崎)
- 身近にある お伊勢さん125社 河原淵神社と船江上社(伊勢市船江)
- 臥龍梅、梅祭りの準備(伊勢市御薗町新開)
- 河原神社(豊受大神宮 摂社)近くの田んぼにあった護摩木(?)
- 企画展 続・藩札と羽書 – MIEのエコマネー(松阪市歴史民俗資料館)
- 松坂城跡周辺、旧長谷川邸付近ほかの散策