2015年03月14日(土) 日別朝夕大御饌祭の参進(外宮) (車、徒歩)
外宮にて風宮の遷宮諸祭儀、杵築祭の拝観を終えると月夜見宮を往復してから外宮へ戻った。改めて手水を受けてから火除橋を渡ると北御門参道を歩き、御厩の前を過ぎると北御門鳥居をくぐった。
すると、その先には神宮衛士が待機していた。偶然にも日別朝夕大御饌祭の参進が始まる直前だった。
【日別朝夕大御饌祭】
外宮のご祭神が、御饌都神(みけつかみ=食物を司る神)の豊受大御神であることから、外宮のみにある御饌殿(みけでん)では、毎日朝夕の2度、天照大御神をはじめ、豊受大御神、各相殿神(あいどののかみ)、各別宮の神々に大御饌をたてまつります。
このお祭りを「日別朝夕大御饌祭(ひごとあさゆうおおみけさい)」といい、禰宜(ねぎ)1名、権禰宜(ごんねぎ)1名、宮掌(くじょう)1名、出仕2名により奉仕されます。
御火鑽具(みひきりぐ)を使って清浄な火(忌火)を鑽(き)り、神々にお供えする神饌(しんせん)を調理します。【引用】 神宮のお祭りと行事 > 日別朝夕大御饌祭(伊勢神宮ホームページ) より
【参考】
程なく日別朝夕大御饌祭の参進が開始された。神職三名(禰宜、権禰宜、宮掌)が斎館の方向から関係者以外立入禁止の区域にある参道を進んできた。(午前8時50分頃)
北御門参道を横断すると忌火屋殿の前庭へと向かった。
【動画】 27秒( 2.2 MB )
忌火屋殿の前庭にて修祓を終えると御饌殿への参進が開始された。
神宮衛士に見守られるなか、
神饌が納められた辛櫃とともに・・・
御敷地が西側へと移されたため、前庭から距離が長くなっている。動画を見るとその距離感が感じられる。
【動画】 1分12秒( 5.7 MB )
その後、風宮での川原大祓の拝観を終えてから北御門参道を歩いていると(午後4時前)
朝に日別朝夕大御饌祭の参進を拝見した場所が気になった。
忌火屋殿前庭の一部を
パチリ。この右側で修祓が執り行われたことだろう。(参道のここから拝観することはできない。)
その後、御饌殿を遠望して・・・
さらに、ズームでパチリ、パチリ。
【 20150314 の記録 】
風宮の遷宮諸祭儀
その他
- 雨儀廊に加え、奉拝席にも仮設テントが準備された風宮
- 神路通り(外宮北御門口〜月夜見宮)に新たに設置された?案内板
- 日別朝夕大御饌祭の参進(外宮)
- 遷宮を終えて古殿が解体された月夜見宮
- 戸川覚写真展「阿仁根子」(伊勢和紙ギャラリー)
- 坂之森稲荷社の寒中御見舞札ほか(伊勢市八日市場町)
- 伊勢の町を走る「ピカチュウ電気バス」と「神都バス」(三重交通)
- 宮崎お花畑付近のお伊勢さん125社
- 風宮の石垣に隠れていたハート型の石