2017年11月03日(祝・金) 宮川堤(度会橋〜宮川橋)は未だ大荒れ (車、徒歩)
玉城町小社曽根に鎮座する小社神社(皇大神宮末社)を後にすると伊勢まで戻ってきた。5日に実施される全日本大学駅伝の準備状況を確認するため宮川に架かる度会橋の東詰にある駐車場に車を駐めた。
宮川堤を眺めると先々週、伊勢にも多大な被害を及ぼした台風21号の影響が残されていた。2週間が経過した時点でも手付かずの状態になっている様子、ここまではまだ手が回らないのだろうか。
現状を確認するためまずは堤防道路を度会橋付近から宮川橋方向へと歩いた。川の増水で流れ着いた多数のモノが堤防の付け根に溜まり、
桜の根元には多数の木々が絡み付くようにとどまっていた。
宮川橋の東詰にたどり着くとこの細い道を・・・
その先にはJR参宮線の鉄橋が見えるこの位置にまで多数のモノが流されていた。
川面はかなり低い場所にある。こんなところまで水位が上がっていたのだ。
桜の渡し場付近へ下ると宮川は清い水を穏やかに流していた。
再び宮川堤へ戻るとここは棒堤付近。多数の流木に覆われている。
【参考】
- 宮川堤付近、度会橋(宮川)下流の堤跡? 2011年08月16日
増水していた時のことを想像すると桜の木々にとっては壮絶な体験だったことだろう。
こちらは周防堤付近、堤自体は変化がなく堤の役割りを果たしていたようだ。
踏み込むと深い足跡ができる程の泥が堆積し、
堤防の中間部くらいまで漂流物が残されている。この辺りまで水が上がったのだろう。
楠大明神まで戻ると、こちらは何とか水難を免れたのだろうか。
その先には多数の流木等が溜まっていた。その先は駿河堤だ。
根こそぎ流された巨木の根元は引きちぎられたような状態。
その付近では大日権現社の御垣が破壊され、
ここからさらに度会橋方向へ戻るとその先は立ち入ることができないほどに流木等が山積みとなっていた。
桜の枝は折れ、
言葉にならない程の・・・
宮川堤は未だに大荒れだった。