2015年10月11日(日) 松原豊写真展 伊勢・磯部 ー『伊勢神宮とは何か』よりー(志摩市歴史民俗資料館ロビー) (車、徒歩)
宗教人類学者である植島啓司さんが集英社新書ヴィジュアル版『伊勢神宮とは何か』を上梓したことを機して企画された図書館連携セミナー「伊勢神宮フィールドワーク」に続き、
【参考】
- 図書館連携セミナー「伊勢神宮フィールドワーク」 2015年09月20日
この本の写真を担当した写真家・松原豊さん(津市在住)の写真展が10月18日(日)まで志摩市歴史民俗資料館のロビーにて開催されている。
今回の展示は宗教人類学者である植島啓司氏の著作「伊勢神宮とは何か 日本の神は海からやってきた」(集英社ビジュアル新書2015年8月発刊)に掲載している写真のうち、選りすぐりの18点+1点(会場での構成の関係で1点増えました!)合計19点をA-1サイズに伸ばして展示致しました。会場では「伊勢神宮とはなにか」の本もお読み頂けます。磯部、伊勢などの風景を是非ご覧に来ていただければと思います。
(松原豊さんのブログ「写真師の日々」
写真師の日々今日から写真展「伊勢・磯部」はじまります。 より引用)
今日しか訪れるチャンスが無かったので躊躇なく志摩市歴史民俗資料館へ向かった。この建物は複合施設で、エントランスから建物へ入ると
左手に志摩市歴史民俗資料館がある。資料館の入口右側には次の案内板が立っていた。
これだ。
この案内に誘われてこの先へ進むと
まず、目に入るのがこの「ごあいさつ」の文章だった。
私は松原さんの挨拶文の最初で「ハッ」とした。実は私も伊射波神社は「いざわじんじゃ」だと思っていたからだった。調べなおしてみると確かに「いさわじんじゃ」。正確にモノに把握することの大切さを再認識させられた。
【参考】
また、こんな松原さんの配慮はありがたい。(写真展などでは雰囲気を伝えたい場合でも主催者に撮影の許可を得る必要があるので・・・)
お言葉に甘えて展示風景を撮影させていただいた。
このパネルだけは分かり難い場所に隠れている?(私だけかも知れないが見落としそうになってしまった。)
これらの写真は多面的は広がりを感じさせてくれた。それは空間的なものだけではなく、過去から現在、未来へとつながる時間的な広がり、さらには何とも表現できない感覚的な、感情的な広がりやさまざまな関係性などを・・・
写真にて紹介されている場所の多くには何度か訪れたことがあるのだが、新しい発見もあり改めて訪れたくなった。そんな写真展だった。