2015年11月28日(土) 御造替が進められる神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社) (車、徒歩)
第62回神宮式年遷宮ではすべて別宮にて御遷宮を終えた。その後、摂社・末社・所管社の御造替や大修繕が進められ、現在は神麻続機殿神社および神麻続機殿神社末社八所が御造替中である。
こちらの御造替は始められた頃から毎週訪れているが、本日は偶然にも新嘗祭斎行の日であった。
新嘗祭を拝観しつつ御造替の様子も確認したので、ここでは御造替の状況を紹介。
斎館付近の参道脇にはお白石が山積みされている状態は変化なし。
神麻続機殿神社の瑞垣は白いシートで覆われ、
簀屋根の中から作業する音が聞こえていた。
また、神麻続機殿神社末社八所は予め組み立てられた社殿に取り替えられ、柱の根元を埋める作業が進められていた。
斎庭の西側、
こちらは斎庭の東側。
ここだとよく分かるが、社殿の柱の下は土が掘られた状態だった。
それぞれの社殿の位置や高さを調整しながら土が埋め戻されるのだろう。
西側では測量機器が音を立てると座標が確認され、社殿が固定された。
すると新嘗祭の終了を見計らったように測量機器が東側へと運ばれた。
続いては東側の測量。
西側ではミニバックホウ(ショベルカー)が動きだし、
掻き上げた土砂がコンパネの上に移されると
手作業にて末社の社殿の柱穴へと埋め戻された。
来る12月10日に遷御と聞いているので、次回訪れた時(5日の訪問予定)には御造替は終了していることだろう。
【参考】
- 御造替が開始されたかと勘違いした神麻続機殿神社(皇大神宮所管社) 2015年11月03日
- 御造替が開始された神麻続機殿神社(皇大神宮所管社) 2015年11月07日
- 御造替が進められる神麻続機殿神社(皇大神宮所管社) 2015年11月14日
- 仮遷座を終えて社殿が解体された神麻続機殿神社ほか(皇大神宮所管社) 2015年11月22日
【 20151128 の記録 】
- 新嘗祭、神服織機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
- 新嘗祭、神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
- 御造替が進められる神麻続機殿神社・同社末社八所(皇大神宮所管社)
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