2015年12月12日(土) 年末年始の準備が進む外宮 (車、徒歩)
古くなった神札を納めるために外宮を訪れた。北御門参道の火除橋前には大晦日に焚かれるどんど火の薪が準備されていた。
どんど火が焚き上げられた様子を思い出しながらしばし眺めていた。
【参考】
- 初詣は歳旦祭の拝観を兼ねて外宮および月夜見宮 2015年01月01日
視線を火除橋の方へ向けると、その上方は程よく紅葉していた。
こちらから表参道へと移動すると喫煙スペースのある東屋付近にこんな景色を発見。
この場所だけが鮮やかだった。
外宮前交差点方向へ移動してからパチリ、強風で振り落とされたマツの枝。
表参道の火除橋へ進むと祭典看板には「月次祭 十二月十六日正午」の案内が掛けられていた。
火除橋を渡ると手水舎にて心身を清め、参道の向かい側を望むとこんな木の枠組みが建てれていた。
年季が入った丸太で組まれているこの枠組みは
奉納された神宮御料酒である白鷹の樽を並べるための棚。
第一鳥居をくぐろうとするとその脇には掃き集められた落ち葉が山となっていた。
いたる所で清掃作業する方々。
第二鳥居もくぐり神楽殿前を過ぎると大庭には前回紹介した臨時の建物が完成していた。
【参考】
- 神宮暦(小暦)を求めて、年末年始の準備が始まった外宮 2015年12月05日
さらに参道を進むと今は姿を消してしまった丸い石の姿を探しながら古殿地の前を通り過ぎた。降り積もったスギの枯れ枝の下からひょっこりと丸い石が姿を現すのではないか・・・? しかし、そんなことはなかった。(いい加減に諦めなさいと自分自身に言い聞かせた。)
【参考】
- お気に入りの『丸い石』が姿を消した外宮の古殿地、宿衛屋跡 2015年10月30日
こちらは御正宮の現在の板垣、東南の角。年末年始に向けてこの付近の板と柱が取り外され臨時の出口となる。月次祭が終わるとその作業が・・・。
【参考】
- 年越し、初詣の準備(外宮) 2011年12月17日
御正宮にお参り、別宮遙拝所にて各宮社を遙拝すると北御門参道を進んだ。
こちらは北御門参道から望んだ御饌殿。日々、日別朝夕大御饌祭が執り行われる場所だ。
御酒殿等を遙拝しつつ参道を進むと北御門参道の火除橋へと至った。
火除橋の先には
最初に見かけたどんど火が準備された姿、これで一巡した。
この後は、松阪市にて神服織機殿神社、神麻続機殿神社へ向かった。
【 20151212 の記録 】
- 年末年始の準備が進む外宮
- 今年最後の参拝?、神服織機殿神社、同社末社八所(皇大神宮所管社)
- 二日前に遷御を終えた神麻続機殿神社、同社末社八所(皇大神宮所管社)
- ナビで見つけた伊勢庭神社(松阪市伊勢場町)
- 社叢で見つけた相生神社(多気郡多気町兄国)
- 第6回式年遷座を終えた三瀬谷神社(多気郡大台町佐原)
- ある意図をもって訪れた多岐原神社(皇大神宮摂社)と三瀬の渡し(宮川)
- 多岐原神社周辺の散策
- 御遷宮を終えた船木神社(度会郡大紀町船木)
- 久しぶりのお参り、瀧原宮、瀧原竝宮ほか
- 偶然に見つけた八ヶ野神社、八ヶ野庚申(度会郡大紀町永会)
- 銀杏と化していた七保のお葉つきイチョウ
- 「モノクロームな日々」20151212
いつもありがとうございます
内宮はどんど焼きはあるのですか?
ニギシクニさん
こちらこそコメントをありがとうございます。
内宮でも焚かれますよ!
こちらは昨年のものですが、ご参考まで。
年末年始の準備ほか(内宮)20141230