2016年02月11日(木) 道方山登山口から尾根道へのルート(能見坂峠経由)の再確認 (車、徒歩)
先の日曜日(2月7日)は道方山まで歩いたのだが、この登山口から尾根道までは無理矢理直登してしまった。
その時は、私が登山口から登り始めると数名の女性グループが急な坂を下ってきた。話を聞くと「赤いテープを見失いルートを探っていたが見つからないので直登を考えたが下山できないと困るため引き返して来た。登り始めてから一時間ほどルートハンティングしていた。」とのことだった。その話を聞いた私はテープに頼らずに突き進んでしまったのだが・・・
【参考】
- 道方山トレッキング(度会郡南伊勢町) 2016年02月07日
帰宅後にネットで調べると「テープは見失うことが無いほど多く巻かれていて、そのテープを追えば能見坂峠へたどり着く」とのことだった。そのことを知ったからには確認しておかなくては!
本日は道方山へ登るためではなく、尾根道までの正しいルートを確認すること、旧の旧道にある能見坂峠を踏むことを目標にこの地を訪れた。
度会町側から野見坂隧道を抜けると南伊勢町川の駐車スペースに車を止めて歩き始めた。急な坂を登りながら野見坂隧道の入口をパチリ。
今回は赤テープを無視せずに確実に追いかけた。赤テープを目の当たりにしながら周囲を見渡する次のテープを見つけることは容易だった。数カ所を見つけることができる場所もあった。かなりの数のテープが巻かれていた。
登山道はガレていて歩いにくいが、どこを目指せばいいのかは一目瞭然!
不安もなくテープに導かれると
丸太の階段にたどり着き、階段を登り切れば
この先が能見坂峠だった。
こちらが峠の案内板(峠標?)。
南伊勢町側はこんな風景が広がっていた。
ズームでパチリ、太平洋!
そしてこの道標、「道方山登り口」。ここからが尾根への取り付きとなっていた。
「道方山登り口」の道標の裏側には、前日も見かけた南勢テクテク会による道標が掛けられていた。なんか安心できる。下の登山口からここまで200m!
矢印に従って斜面を登り始めると
道標。
さらに進むと直進は×で、右側へ回り込めとの道標。(先日の私はこの×の先の道へと直登して尾根へ出たと思われる。)
先ほどの道標で右へ回りこんで進むと緩やかな尾根道となり、
先日私が尾根から離れると決めたポイントへと到着した。(先日は反対側から見ていた。)この先は道方山へと続く尾根道。先ほどすでに能見坂峠を踏んでいるので、本日の目標(ふたつ)は達成できた。
あっけなく目標が達成できたのまずは能見坂峠周辺を散策するため、能見坂峠まで戻った。
ここから度会町方向へ進むと
その先は切り通しのようになっていて
右側の斜面下部には石積み、
その先では岩が切られていた。まさに人工的なものだ。
この間を抜け切るとその先にはコンクリート舗装された道路が左上方へと続いていた。
右側の下った先は旧道へ続いているのだろう。(一般車両立入禁止の掲示があったような・・・)
能見坂峠を経由する旧の旧道を歩いてみたいと思ったが、どこにルートがあるのか皆目見当が付かなかったので下山することにした。先ほどの能見坂峠の峠標が目印となり、迷うことはない。
今回の下りはルートが確実なので足元さえ気をつければよく、余裕の下りとなった。
途中でパチリ。
そして程なく道方山登山口へたどり着いた私は、次の散策先を思い付いた。それは先日下山した場所であり登山口から水平に延びる道だった。
二、三人が並んで歩けるほどの幅がある道を奥へと進むと
右側の岩肌はこんな感じで、切られている。
さらに進むと先日、私がたどり着いた場所まで来た。この踏み跡は動物のものなのだろうか?
さらに奥へと・・・、行けるところまで進もうと思っていたのだが、この倒木の先は斜面が崩れていた。ロープは持っていなかったのでここで危険を冒すことはできない。泣く泣く引き返すことにした。
ここで振り返ると先ほど歩いた道の下には立派な石積みがあった。
こんな感じ。
次回の散策を楽しみに来た道を戻ると
野見坂隧道の南側駐車スペースへ出て、道方山方向を遠望した。
予想以上に早く終わってしまった。おにぎりも持っているのに・・・。
そうだ、野見坂隧道の反対側(度会町側)には昇龍の滝があったから
散策してみよう。車でトンネルをくぐり返した。