2016年02月11日(木) 昇龍の滝から能見坂峠を越えて野見坂隧道を戻った・・・ (車、徒歩)
道方山登山口から尾根道へのルート(能見坂峠経由)の再確認 を終えると野見坂トンネルの度会町側(北側)へと場所を移し、昇龍の滝へ散策することにした。この滝についても道方山を見上げて「ああ、歩きたい!」と思った次のツアーで知ることができた場所だった。
【参考】
- 宮川流域案内人とともに一之瀬川・上流域 能見坂峠巡りツアー 2015年10月03日
この時は急ぎ足だったので、今回はひとりじっくりと散策することにした。ところがその後の展開が・・・
まずは、野見坂隧道の北側(度会町)に建てられた
この案内板に従って山道を進んだ。
迷うことは無い一本道!
しばらくすると小ノ滝入口があるので、最初の寄り道。
小道を下るとその先には小さな滝が落ちていた。
パチリ。
山道へ戻りさらに奥へと進むと続いては「幸ノ石」の案内板「幸ノ石 いつ生たの今日も元気二ツ石」。
ここでも寄り道。接地部分が狭い大きな岩の上に
小さな石が乗っている。これらは今まで移動していない?
幸ノ石を後にすると山道の突き当たりにある昇龍の滝へと向かった。
滝付近に立てられた説明板がこちら。今は明日築き隊(南なかむら未来(あした)築き隊)によって管理されている。
昇龍の滝をパチリ。
私にとって昇龍の滝にも増して興味深かったのは説明板付近にあるこの層状の岩だった。
昇龍の滝を後にして来た道を戻るとこんな分岐を見つけてしまった。左側の水平道が来た道で右上方へと続く道が・・・
この時、次のホームページを思い出してしまった。もう登るしかない!
【参考】
こちらの説明にあるように黄色いテープに導かれながらどんどん登って行った。
・・・
そしてテープの色が、黄色からピンク色に変わると
道方山へと続く林道と同流した。
その合流点に置かれた大きな石には赤色で「歩道」と記されていた。
右へ行けば道方山方向、
左へ行けば恐らく先ほど能見坂峠付近で見かけたコンクリート舗装路へとたどり着くだろう。
そう予想した私は能見坂峠の方向へと歩き出した。
先へ進むと予想通り地道がアスファルト舗装路へと変わり急な坂を下った。そして、この場所で右へ折れると
ここが能見坂峠だった。
本日、二度目の道方山登り口(尾根への取り付き)到着となった。
能見坂峠の下りも二度目。なかなかできない経験だ。
能見坂峠から道方山登山口まで一気に下り切ると駐車スペースの向かいにまつられている
役行者像に挨拶に行った。
「これから野見坂隧道を歩くのでよろしく!」と。
先程は車で往復した野見坂隧道をひとりで・・・
向こう側の光が見え、途中までは足元もほの明るいのだが
手掘りの痕が残されている(モルタルは吹き付けられているが形状は手掘りそのもの)この辺りまでは撮影出来たが、その先は真っ暗になり足元も見えない状態だった。先に車で往復していたので不安なく歩けたが、初めて歩くのならヘッドライト無しでは心許ない。しかも冷たい風が心なしか強めに吹いていた。
何とか暗闇を脱するとトンネル上部に残されたレンガ積みを見ることができた。歴史を感じさせてくれる隧道だ。
短くて長い野見坂隧道を抜けるとそこは度会町だった。
車へ戻ると野見坂隧道を後にした。