2016年05月28日(土) 伊勢神宮の森から響くメッセージ うみやまあひだ外宮前シアター (車、徒歩)
期間限定で開催されていた うみやまあひだ外宮前シアター での映画上映、文字通りその映画は伊勢神宮の森から響くメッセージ「うみやまあひだ」。
映画「うみやまあひだ」は、神宮式年遷宮を撮影した写真家 宮澤正明による写真や映像と各界の代表者へのインタビューとが織り成す作品で、2015年1月に109シネマズ明和で封切られた。観たいと思っていたのだがなぜか行けなかった。今回も機会を逸するかと思ったが何とか最終日の前日午後4時からの上映に滑り込むことができた。
【参考】
外宮にてお参りを終えると午後3時45分過ぎ、表参道を進み火除橋を渡ってさらにふたつの横断歩道を渡ってこちらに、たどり着いた時刻は午後3時51分。なんとか間に合った。
案内に従い、
素晴らしい看板に迎えられると
うみやまあひだ外宮前シアターへと入った。おしゃれな建物だ。(ところが、しばらく利用されていなかったため、内部はかなりホコリ等で汚れていて、入念に清掃されたとのことだった。)
扉を開けて中へ入ると左方向に続く通路の先に広い部屋があり待合スペースとなっていた。上映スペースはさらに奥にあり、窓や扉は暗幕で覆われていた。
定刻を少し過ぎて上映は開始された。それは上映時刻間近に続々と集まってきたからだった。観客は十数名になった。
オープニングは私が予想していた始まり方とは全く違っていた。一瞬「やっちまった?」と思ったが、それはかなりの意図を含んでいたのかも知れない。
この映画、神宮や神宮式年遷宮に関する知識が皆無の人が観たらどう感じるだろう。そんなことを考えながら魅入っていると頭がボーッとしてしまった。眠っているではなく、何か心地よい感覚のなかで時間が過ぎてしまった。
映像はもちろんインタビューも興味深かったのだが、そのなかで印象深く残っているのは、建築家 隈研吾さんのお腹とハイパーソニック・サウンドについての話だった。
隈研吾さんのお腹は別として、ハイパーソニック・サウンドは超高周波な音で南米のアマゾンにしか存在しないような音だが、ストレス解消のための癒やしや免疫力向上に効果があることが脳科学で証明されたとのこと。そんなハイパーソニック・サウンドがスポットではあるものの神宮にも存在しているそうだ。ハイパーソニック・サウンドは耳では聴こえず、皮膚で感じるもの。ハイパーソニック・エフェクトに強い興味を持ってしまった。
【 20160528PM の記録 】
- 金森正巳作品展再訪、大豊和紙工業の三輪神社参拝
- 路上に残された謎の石蓋(伊勢市大世古)
- お堀を巡り堪能できた月夜見宮(豊受大神宮 別宮)
- 日別朝夕大御饌祭を想像しながらの参拝、揺れる心は伊勢志摩サミットの記念植樹へ(外宮)
- 伊勢神宮の森から響くメッセージ うみやまあひだ外宮前シアター