2017年02月18日(土) に使用された海水を求めて、深谷水道(志摩市) (車、徒歩)
午前中に参加した「塩づくり」、その塩の元になった海水が深谷水道で汲まれたと聞いたのでその場所を訪れたくなった。
【参考】
- 横山ビジターセンターによる自然観察会「志摩の海水から塩をつくろう」@ともやま公園チムニーホール 2017年02月18日
登茂山を後にして国道260号へ出ると和具方向へ車を走らせた。深谷大橋を渡り次の信号で右折して旧道へ折り返した。車を降りると今は車輌通行止めとなっている深谷橋からのパチリ。この下が深谷水道だ。バケツに5mほどの綱をつければ容易に海水が汲めるとの話を思い出した。
深谷橋の脇にある階段を下りって深谷大橋をくぐると
その先には小さな灯台が立ち
その先は熊野灘。
この周辺にはこんな光景が散見される。これは砂岩と泥岩の互層だろうか? 直立している。
こちらにも。
熊野灘を背にして深谷水道を戻ると
最初に立った橋、これが深谷橋で
その下をくぐって見上げると何とも美しいフォルムだった。
さらにその先には灯台が見えた。
そうだ、深谷水道は志摩半島を横断し、熊野灘と英虞湾を結ぶ水路なのだ。
【参考】
深谷橋に戻り、さらに橋を渡るとその先左手には
こんな記念碑が建てられていた。それは昭和7年の水道開通を記念するものだった。
赤潮被害の対策のために熊野灘の海水を英虞湾に引き入れることを目的として造られた深谷水道だが、漁英虞湾と熊野を行き交う漁船にもメリットをもたらしたようだ。
熊野灘から深谷水道へ入った船は英虞湾へと走り抜けていった。