2017年06月04日(日) こんなところに立派な寺院、神山一乗寺、神山城跡(松阪市中万町) (近鉄・JR、徒歩)
飯野高宮神山神社を後にするとその境内地に脇に次の石標を見かけた。
何となくその存在を感じながら道なりに進み、JR紀勢本線 徳和・多気間 中溝橋りょうをくぐるとその先、県道701号の高架下にて
つぎの説明板を見つけた。
【参考】
どうもこの山の上に一乗寺なるお寺(先ほどの石標と符合する)があるようだ。しかも城跡!
そんな山を前にして登らない理由はない。予定には無かった(ぶらぶら歩きだから実際には予定はないのだが、山を登るとは考えてもいなかった)のだが城跡のある神山に登ることにした。
かなり整備された参道(後で分かったがこちらは東坂)を・・・
つづら折れの坂を黙々と歩くことしばし、竹林の先に山門が現れた。予想もしない展開だ。
立派な山門をくぐると
足元にはオシャレな模様。これは現代のしつらえだが、なかなかいい。
あまりにもインパクト大きくて全景を撮り忘れてしまった。各建物をパチリ・・・
まず目に入ったのが右手に建つ庫裏だった。
敷地が広く、立派な建物が多い。
正殿と鐘楼の間を進むと
奥の右手には本堂、その左隣には
五智なる建物。
さらに五智の前には経堂が建っていた。
【参考】
立派な建物に見惚れていた。境内地の反対側、先ほどの山門の近くへ戻るとご住職が花の手入れをされていた。「切っておかないと来年に花を咲かせないので・・」 と
ご住職に御礼を述べると一乗寺を離れ、神山城跡へ。
こちらの石段を・・・と思ったら
その脇に。
神山城跡への道を探りながら
先へ進んだ。草が生い茂り少しだけ踏まれた小道を進むと
倒木を避けながらたどり着いたのはこちら、神山城跡。草が生い茂る平らな場所、周囲には木が生い茂り展望はきかなかった。しかし、ここは城跡。目を閉じれば何かを感じる(ハズ)。
誰もいない神山城跡にてしばし佇んでから来た道を戻るとこちらが待っていてくれた。
帰りは別のルート、西坂の立派な門をくぐると
坂を下った。こちらで振り返ってパチリ。
坂の途中に鏡岩なる大きな岩があったのだが、眩しくて写真を撮り忘れてしまった。
坂道を一気にくだり切ると突然に視界が開けた。その先は櫛田川、そして階段下には701県道号が走っている。
現実世界に引き戻されると、下界を歩き始めた。
【 20170604の記録 】
- 誤って近鉄山田線 漕代駅で降りると櫛田川左岸を上流方向へ、そしてJR多気駅
- 偶然に見つけた豊原神社(松阪市豊原町)
- 鳥居を見かけて訪れた宇氣比神社(松阪市山下町)
- 安楽寺、安楽芭蕉天神(松阪市安楽町)
- 新しい鳥居に惹かれた須賀神社(松阪市安楽町)
- JR紀勢本線が参道を横切る元伊勢、飯野高宮神山神社(松阪市山添町)
- こんなところに立派な寺院、神山一乗寺、神山城跡(松阪市中万町)
- 社叢に誘われて石前神社(松阪市中万町)
- 伊佐和神社(松阪市射和町)
- 偶然に見つけた伊勢猿楽三座の内 青苧太夫屋敷跡(松阪市阿波曽町)
- コヤネのキャラクターが迎えてくれる相鹿上神社(多気郡多気町相可)
3月7日に神山一乗寺を訪ねさせていただきます。私の妻の家系が仁木義長の子孫にあた
りますので、大先祖を訪ねて墓所を検索したら神山一乗寺だとわかりました。お墓があ
るわけではないとは思いますが、我々家族10名にとっては初の体験になります。
(伊勢に3月5日から2泊3日の旅行をフ致しますので、その3日目になります)
後藤彰夫 さん
コメントありがとうございます。
ご先祖さまに想いをはせる素晴らしい旅となられますように。