2014年04月12日(土) 宮川ウォーク・右岸 第一区間集合場所カラスキ谷公園へ向かって (車、徒歩)
心待ちにしていた「宮川の源流部から海まで歩く『宮川ウォーク』の初回、第一区間」に参加するため大台町(旧宮川村)を目指した。
本日の集合場所は「カラスキ谷公園」であり、フライヤーには「大台警察署前の信号から30分以上かかります。」と記されていた。宮川村を訪れたのはいつだろう? 旧大台町には最近でも訪れる機会が多いが、旧宮川村は皆無であり土地勘も鈍っているはず。大台警察署前まで約1時間30分、そこから約30分として合計で2時間だが、迷うかも知れないし何があるか分からない。余裕を持って集合時刻の3時間前に自宅を出発した。
何と言っても驚いたのは旧宮川村内の道路が整備されてとても走り易くなっていたことだ。予定より1時間の余裕を持って出発したこともあり、寄り道虫が動き出した。
国道42号の大台警察署前の交差点を右折してからしばらく走っていると左手に小さな鉄塔を発見。対岸へとワイヤーが張られているようだった。思わず幅の広い路肩へ車を寄せると先ほど鉄塔を見かけた場所まで駆け寄った。
鉄塔は少し離れて2箇所に立っていた。こちらが川に向かって左側、
こちらが右側。
これらの鉄塔は何のためだろう? 「荷物用のケーブル? いや、それにしては余りにもひ弱な感じだ。もしかしたら、渡し船のガイドに使用されたワイヤーかも。」結論は出ていないのだが、この案に満足しながらこの場を後にした。 (ご存知の方、教えてください。それまでに分からなければ宮川ウォーク第2区間で聞いてみよう!)
続いて立ち寄ったのは、もみじ館。早朝で館は開いていない様子だったので、駐車場から川面を見下ろすと川岸には
多数のボートの姿。これらはフィシング用のボートだった。
大会でもあるのか?と思いながら出発すると少し先のスペースに多数の人たちが集まっていた。ルアー競技でも開催されたのだろう。
次のポイントはこの標識の先、
一時停車すると
さくらの里公園200m[P]の案内板が見えた。 桜の花は期待できないが、「さくら」の文字に惹かれた。200m先の公園へ到着するとさすがに桜はすでに花々を落としていた。
しかし、早朝の風景は神々しさを感じるほどで、寄り道の恩恵を得ることができた。
さくらの里公園に設置されていた「大台町ガイドマップ」でカラスキ谷公園を確認すると、まだまだ先だった。
なるべく寄り道を控えて走ろうと決意して・・・・、ところがこの案内板に反応してしまった。唐櫃は「からひつ」、いや「からと」とふりがなが振られていた。地名は難しい。
さらに走っていると右手に空間が開け、次の公園の看板が目に入った。停車。
こんな谷である。
この小公園の左側には
次の説明板「咳の地蔵」が建てられていた。
説明にあるように、祠に祭られたお地蔵さんには
「文化五辰年」と刻されていた。
こちらが咳の谷の水だろう。これにご利益が・・・。
その後、大台町営バスの滝谷バスのりばを過ぎると
この交通標識。警告板だ。一度右岸へ渡ってからこの先で左岸へ渡り返すことになる。
矢印の通り右岸へ渡ってから上流方向へ進むと左手にチラッと鳥居が見えた。しかも真新しい鳥居だった。
車を道路脇へ寄せると鳥居に近づいた。道路と鳥居の間には祠があり、宮川を背にしていた。(帰宅後に地図で調べたところ祠は南を向いていた。祠の向きが宮川を意識したものであるかは?)
また、この祠の近くには多数の石垣が見られた。これの目的も?だ。猪垣?
滝水橋を渡ると橋の両側がとてもいい雰囲気だったので、橋を渡ってから停車して、橋の下流側をパチリ。
真っ白で巨大な岩が見えた。この大きさなら何個のお白石が採れるのだろう?
こちらはこれから向かう方向、上流側だ。
車を走らせて途中でパチリ。
何度もの寄り道を重ねたが、結局は集合時刻の1時間前にカラスキ谷公園に到着した。
受付を済ませると周辺を散策した。まずは、犁谷橋の北詰から犁谷(カラスキ谷)川に沿って古ヶ丸登山口方向へ歩き始めた。
アスファルト舗装され林道を進むと、より林道っぽい景色に切り替わるところでこんな風景をパチリ。
その先には祠が祭られていた。
さらにその先で見上げてパチリ。
林道はまだまだ先へ続いていたがそろそろ折り返すことにした。今日の目的は林道歩きじゃない・・・。
来た道を下ったが、途中で
川原へ下ると上流側をパチリ、
さらに、下流側をパチリ。正面には先ほど渡った犁谷橋、さらに右手には本日の集合場所であるカラスキ谷公園の東屋。
犁谷川を犁谷橋の手前まで下ると
先ほど目にした道標と桜をパチリ。
犁谷橋をくぐるとここが宮川と犁谷の出合だ。
宮川方向をパ〜チリ。
さらに、犁谷方向をパ〜チリ。
宮川へ出ると川原を散策した。川床には複雑な形状の岩盤があり、多くの水溜りが残されていた。
こちらは薄い層が積み重なり、しかも湾曲している。
複雑な形状とは対照的にこんな雰囲気も。
それらの組み合わせがこちら。
付近の散策を終えると本日の集合場所であるカラスキ谷公園へ向かった。
定刻になると宮川ウォークが開始された。
【追記】
宮川ウォークを終えてから帰途に着くと、日が落ちる時間となっていたのでまた異なる表情を見ることができるのでは?と思いさくらの里公園を再訪した。
【 20140412 の記録 】
- 宮川ウォーク・右岸 第一区間集合場所カラスキ谷公園へ向かって
- 清流宮川の源流部から海まで歩こう!第一区間 宮川ウォーク・右岸
- 第62回神宮式年遷宮奉祝 西条だんじり・太鼓台奉納 動画あり