2014年04月05日(土) 石見神楽(クラギ文化ホール) 動画あり (車、徒歩)
当初は磯部から鳥羽へ向かい賀多神社でのこども囃子などの奉納、大山祗(ネ氏)神社宵宮祭を拝観する予定だったが、天候の急変もあり石見神楽が上演されるクラギ文化ホール(松阪市)へと行く先を変更した。
実は、鳥羽市の賀多神社および大山祗(ネ氏)神社での祭典、奉納にも以前から興味があったし、石見神楽も同様だった。今日はどちらを選択するか苦渋の選択となったが、たまたま天気が石見神楽の方へと背中を押してくれたのだった。
この石見神楽は松阪市で開催された宣長まつりでの上演であり、今年で3回目。昨年は席が足りないほど人気だったために今年は定員1300人の大きなホールが選択された。
【参考】
会場であるクラギ文化ホールへは開場時刻の13時少し前に到着すると駐車場はすでに満車に近い状態となっていた。
そしてホールへ向かい、
受付でパンフレット等をいただき、ホール内へ入ると開場の半分近くに席が人で埋まっていた。
フラッシュを焚かなければ撮影可能とのことだったので、なるべく全体が見渡せて前方に障害が少なさそうな席を確保すると一度ホールを後にしてエントランスへ向かった。
そこには説明用のボードがあり、
「島根県浜田市と松阪市とのつながり」の説明書きが掲示されていた。
この後、まずは浜田音頭が披露されると
その後に挨拶が続いた。
そして、こちらは石見国の第12代藩主に「驛鈴」を贈られた本居宣長が着ていたとされる衣装だそうだ。
その後、浜田市の久保田市長と松阪市の山中市長により記念品が交換された。松阪市からは200年前に贈られた驛鈴のお返しとして万古焼の鈴、
そして、浜田市からは「恵比寿」の面だった。
長年に渡る浜田と松阪の交流がさらに深まると本日のメイン・イベントである石見神楽が上演された。石見神楽を上演する団体(社中)は120ほどで、その中の50社中くらいが浜田市にあるとのこと。今回は島根県浜田市 石見神楽佐野神楽社中によるもので、演目は順に(1)三上山、(2)恵比寿、(3)有明、(4)大蛇(おろち)だった。
【動画】 49秒(1.8 MB )
紹介した演目順に、
【三上山】
【動画】 1分05秒(7.0 MB )
【動画】 1分49秒(15.5 MB )
【恵比寿】
【動画】 11秒(1.2 MB )
【動画】 32秒(3.2 MB )
【有明】
【動画】 1分31秒(9.7 MB )
【大蛇(おろち)】
【動画】 2分11秒(10.8 MB )
【動画】 1分36秒(10.2 MB )
【動画】 1分46秒(9.4 MB )
16時終了の予定だったが、実際にすべての演目が終了したのは予定を大幅にオーバーして17時前になっていた。観覧者にしてみれば嬉しい誤算だった。
終演となるとほとんどの観覧者は一気に席を立ち退場したが、
ステージ上ではさきほど活躍した大蛇の頭を触れる、冠れるなどの体験も可能だったので私も触ってみた。しっかりした作りで重量感もある。ただし、多数ある大蛇の頭はそれぞれが重量も見た目もかなり異なるそうだ。
ステージに上ってパチリ。
余韻を楽しんでいたらホールにはほとんど人がいなくなっていた。
そろそろ帰ろうとすると
エントランス付近では大蛇の動きを実演していた。
演者と観覧者の交流だ。子どもたちは興味深げだった。
帰り際に、パチリ。「ありがとうございました。」と声をかけて
会場を後にした。
【 20140405 の記録 】
- 有田神社の桜(伊勢市小俣町湯田)
- 宮川堤の桜
- 「家建の茶屋跡」のオオシマザクラと天の岩戸(志摩市磯部町恵利原)
- 御造営が開始された伊雜宮ほか
- 磯部川の桜(志摩市磯部町)
- 佐美長神社、佐美長御前神社四社
- 佐美長神社から伊雜宮へにて、倭姫命旧跡地ほか
- 石見神楽(クラギ文化ホール) 動画あり