2014年06月07日(土) お伊勢さん125社、饗土橋姫神社ほか (徒歩)
内宮と遷御に向けて御造営が進められる風日祈宮 にて内宮々域をひと巡りした。宇治橋の東詰から見てロータリーの先、タクシーの待機場所の奥に祭られている饗土橋姫神社ほかをお参りすれば、お伊勢さん125社まいり 内宮めぐりを終えたことになる。
宇治橋前からおはらい町通りを右側に見ながらロータリーの脇を先へ進むと前方には多数のタクシーの姿が見えた。
タクシーが待機している場所には、「通り抜け禁止」と貼られていたので、隣の駐車場の脇を歩いた。
車に占領されたスペースを申し訳なさげに進むとその先には饗土橋姫神社は見える。それにしても参道はどこへ行ってしまったのだろうか?
【饗土橋姫神社】
こちらには同座を含め七社が三ヶ所に祭られている。まずは、饗土橋姫神社にお参り。
饗土橋姫神社は宇治橋守護の神である宇治橋鎮守神を祭るため、宇治橋の架替えに先立ち社殿が造替された。つまり、お伊勢さん125社のなかで最初に造替されるのは饗土橋姫神社である。宇治橋渡始式の際には社殿前にて祭典が斎行されるため広いスペースが設けられている。なお、饗土とは内宮宮域の境界(四方)から悪しきものが侵入しないように防御する所を示すそうだ。
お参りを終えて振り返ると鳥居の向こうに宇治橋が見える。
ズームでパチリ。さすがに宇治橋守護の神だ。
社殿の前に広がる敷地の隅に置かれた手水石を覗くと
水面には饗土橋姫神社の社殿が映り込んでいた。
さらに、隅々を確認すると
水路までもが掃き清められていた。
饗土橋姫神社を前にすると右手には津長神社(新川神社、石井神社を同座)、左には大水神社(川相神社、熊淵神社を同座)。
【津長神社(新川神社、石井神社を同座)】
まずは、右の石階を進んだ。
津長神社にお参り。
こちらもかなり朽ちていた。今回は修繕ではなく造替になるのだろうか?
【大水神社(川相神社、熊淵神社を同座)】
饗土橋姫神社まで戻り、左方向へ進むと
右手には楠の巨木と林崎文庫の裏門への階段が続いている。
ここは
次の社標に従って、まっすく進んだ。
さらにこの社標があり、右側の石階を上がった。
石階の先には林崎文庫の白壁。
お参り。
以上で、先ほどの内宮々域でのお参りも含め、お伊勢さん125社まいり 内宮めぐり を巡ったことになる。
【 20140607 の記録 】
遷御に向けて御造営が進められる月夜見宮
遷御に向けて御造営が進められる倭姫宮、ほか
遷御に向けて御造営が進められる月讀宮
牛谷坂、宇治惣門跡ほか(古市街道)
平成の御遷宮が開始された猿田彦神社
内宮と遷御に向けて御造営が進められる風日祈宮
御稲御倉、この部位の名前、役割は?
忌火屋殿の煙を抜く構造
お伊勢さん125社、饗土橋姫神社ほか
寂れた合格神社(伊勢市宇治今在家町)
第62回神宮式年遷宮 お白石持行事の名残ではなく、今後のために(伊勢市桜木町)
伊勢市立伊勢古市参宮街道資料館