2014年08月31日(日) 月夜見宮の宮域に祭られているお稲荷さんでの新しい発見、ふたつ (徒歩)
外宮(豊受大神宮)の別宮である月夜見宮でのお参りを終えるとこちらの宮域に祭られているお稲荷さにもお参りした。お伊勢さん125社の中でも河原淵神社(船江上社の社域内)や志等美神社・大河内神社、打懸神社(上社の社域内)のように地元神社の神域に125社の神社が祭られている例はあるが、ほかの別宮で宮域内に125社以外の神社が祭られている例はない。
月夜見宮には何度もお参りし、その度にこちらのお稲荷さんにもお参りしている。ところが由緒についてはいまだ知ることができていない。
【参考】
ここは60年ほど前の落雷で燃え炭化してしまった木の根元。
そして上部はこんな感じ。
この辺りは今までも気にしていたところだが、今日は新しい発見がふたつ!
【新しい発見、ひとつめ】
鳥居の柱を見つめると・・・、そこには
紙が剥がされた?、剥がれた?跡。その跡から「寒」の文字を確認できた。
たぶんこれは「寒中御見舞」の札だ。記憶を・・・、そうだ同じような札を外宮で見かけたことがあった。
【参考】
- 「寒中御見舞」の紙札(外宮) 2011年01月29日
- 寒中御見舞の紙札(外宮) 2012年01月22日
これ以外にも多くの場所で、この寒中御見舞の札を見かけた。
【参考】
【新しい発見、ふたつめ】
お稲荷さんを後にして参道を戻ろうとすると足元に次のモノを見かけた。
黒っぽい円柱に従って参道を戻ると振り返ってパチリ。(右奥に見えるのは月夜見宮で、お稲荷さんは月夜見宮の左奥)
円柱形のモノは参道の両側に等間隔で埋められていた。
これは幟を立てるパイプに色付けされた空き缶がかぶせられたものだった。
神宮の別宮にお稲荷さんの幟が立ち並ぶ時があるのだろう。一度見てみたいものだ!
月夜見宮で発見した「寒中御見舞」札の跡と幟立て、とても興味深い!