2014年11月15日(土) まだまだ式年遷宮が続く内宮の散策ほか (徒歩)
午後2時から皇學館大学で開催される月例文化講座に参加する前に内宮を散策した。内宮でも御正宮である皇大神宮と第一別宮である荒祭宮は遷御を終えたが別宮である風日祈宮は12月の遷御に向けて御造営が続けられている。内宮でもまだまだ第62回神宮式年遷宮は続いているのだ。
「祝 伊勢神宮新穀感謝祭」の幟が立つ宇治橋前から造替され新しくなった鳥居をくぐると
宇治橋を渡り、五十鈴川の上流側をパチリ。
紅葉はもう少し先か?
それにしても宇治橋はかなり年季が入った感じ、味が出てきている。渡始式からすでに5年が経過している。
宇治橋を渡るとその先には先日建て替えられた鳥居が人気者になっていた。抱きつきたい気持ちも分かるよ。(私は撫でるだけで我慢しているが!)
【参考】
参道を進み手水舎で手水を受けると第一鳥居をくぐった。
参道を離れ右方向へ下るとそこには御手洗場がある。昔はこの場所で手水を受け口を漱ぎ、心身を清めていたのだろう。上流側、
下流側。紅葉はもう少し・・・
続いては御手洗場の近くに鎮座する瀧祭神にお参り。
今日はこの後、中村町にある上田神社、月讀宮、さらには倭姫宮に寄ってから皇學館大学へ向かう予定だったので時間に余裕がなかった。そのため、正宮にはお参りしないという掟破りとなった。
瀧祭神の前の細い参道を風日祈宮橋へと向かい、橋を渡ると風日祈宮にお参り。
12月3日に遷御を迎える新宮は光り輝いていた。眩しい、眩し過ぎる!
風日祈宮を後にすると島路川に架かる風日祈宮橋を渡り返した。
橋の先には
いつも橋を見守っている節くんに挨拶!
神札授与所前を右へ進むと
忌火屋殿前庭にて左へ折れた。
忌火屋殿の前を左へ進むとこちらにはお伊勢さん125社が2社。奥は御酒殿神を祭る御酒殿、手前は由貴御倉神を祭る由貴御倉。そのままだ。
由貴御倉も傷みはひどく、
蕃塀はこんな状態になっている。
また、御酒殿も屋根は苔むしている。
が、御錠はまだまだ頑丈そうだ。
蕃塀には挿絵のような影が落ちていた。
そろそろ内宮でのタイムリミットが近づいてきたので四至神にお参りしてから参道を戻った。
神楽殿の前にてパチリ。
神札授与所の先を右折して帰り参道へ入ると前方に工事用の白いシート。ここには内御厩がある。
御厩が造替中であった。
まだまだ式年遷宮は続いているのだ。
帰り道を先へ進むと火除橋の手前、御池の近くにある手水舎も造替されていた。
参集殿の近くにある外見厩は屋根が新しい。
こちらは参集殿、
そして、その向かい側には古い佇まいの饗膳所がある。
参道を戻ると宇治橋を渡り返した。五十鈴川の下流側を望むと
あれに見えるのは「桜」?
宇治橋を進み
新しい鳥居をくぐると
その脇には11月23日に斎行される「新嘗祭」の案内板が掲示されていた。
宇治橋を後にすると五十鈴川の左岸に沿って五十鈴川を下った。その途中でパチリ。
宇治橋を望んでパチリ。
赤福の本店横に通じる新橋をくぐってから振り返ってパチリ。
この後は伊勢市中村町に鎮座する上田神社を目指した。
【 20141115 の記録 】
- 本殿の御遷座を終えた猿田彦神社、七五三
- 神宮会館で購入した本とDVD
- 饗土橋姫神社ほか、宇治橋前のお伊勢さん125社
- まだまだ式年遷宮が続く内宮の散策ほか
- 第60回 国華会 菊花奉納展示を終えた屋形に見る職人の技!(内宮)
- 遷座祭を向けて準備が進められる上田神社(伊勢市中村町)
- 遷御後久しぶりに訪れた月讀宮
- 御造営が進められる倭姫宮、眩しい新宮