2015年04月26日(日) 新遷の準備が始まった松下社(伊勢市二見町松下) (車、徒歩)
お伊勢さん125社 二見めぐりを始める前に立ち寄ったのが伊勢市二見町松下に鎮座する松下社。その隣には民話の駅 蘇民が隣接する。
【参考】
松下社の社号標が建つ参道、鳥居の右手には手水舎があり
蓋が掛けられていた。
手水を受けてから鳥居をくぐると
その左手には蘇民祠がまつられている。
蘇民とは先の三重県神社庁リンクでも紹介されている「蘇民将来伝説」による。詳細はこちら三重の文化リンクで詳しく紹介されている。
【参考】
境内を奥へ進むとこちらが松下社の正面。鳥居の脇には
榊巻(さかきまき)が置かれている。
榊巻は二十年毎の社殿建て替えの際には新たに巻かれるが、それまでは毎年大晦日の榊巻神事にて巻き重ねられる。なお、境内の14ヶ所に置かれているそうだ。
【参考】
- 松下社の榊巻(さかきまき) 2011年01月22日
鳥居をくぐり拝殿にてお参り。社殿は以前からかなり傾いている。
境内を後にすると隣接する蘇民の駐車場との間の道を進みこちらの大樟をパチリ。
松下社の大クス
三重県天然記念物
昭和十二年十二月十日指定
所在 伊勢市二見町松下 松下社
松下社宮域内にあるクスの老木です。
主幹は地上5mほどを残して枯損し空洞化していますが、樹幹基部の周辺から枝幹が張り出し、樹高20.5、胸高幹周7.1m、枝張りは東西20.8m、南北14.5mの堂々たる景観を保っています。
地元の言い伝えでは樹齢1800年とも言われていますが、その風格は幽遠な伝説を秘めた蘇民の森にふさわしく、一層の荘厳さを漂わせています。
平成26年3月 伊勢市教育委員会
大クスの根元は空洞となっていて子どもに戻ったならくぐり抜けて遊んでしまう楽しい空間を作り出している。今は周囲に柵が設置されて近寄ることはできないが・・・。
また、国道42号の脇には次の水辺(御手洗場?)がある。これは五十鈴川からの流れだろうか?
最後に気付いたのがこちら。本記事のタイトルに関係する重要なものだ。
ここに掛けられた木札には「新遷寄贈者御芳名」と記されていた。
『新遷』とは珍しい。今まで目にしたのは「神遷」だったから・・・。そんな言葉つかいはどうでもいいが、近々にあの傾いた社殿が造替されるのだろうか。そうなれば、御祭神である素盞嗚尊、菅原道真、ほか一座も心休まることだろう。
近くに立つ説明板を最後にパチリ。
【 20150426 の記録 】
- 新遷の準備が始まった松下社(伊勢市二見町松下)
- お伊勢さん125社 二見めぐりの道先案内
- 江の共同水場(伊勢市二見町江)
- 神前海岸の潜島(伊勢市二見町松下)
今日初めて拝見しました。
素晴らしいですねこれからも拝見させていただきます。
頑張ってください。
また写真教室でお会いしましょう。
森田 博実 さん
ご訪問いただきありがとうございます。
最近はスパムが多くコメント内容を確認してから承認しているため反映が遅くなり申し訳ございません。
26日、身内に不幸があり鹿児島を訪れていたため本日帰勢してコメントを拝見しました。
今後ともよろしくお願いします。
では、また、