2016年01月16日(土) 宿浦・田曽浦(度会郡南伊勢町)で海を感じて (車、徒歩)
志摩市歴史民俗資料館で写真展「海人写真家 古谷千佳子が撮った志摩半島の海女」を拝見したら無性に海を感じたくなった。「どちらへ向かうか?」迷ったのだが、行きは二見・鳥羽経由で磯部町へたどり着いたので帰りはサニーロードを走ろうと考えたところ、南伊勢町方向へ進むことが決定した。
『なるべく太平洋を望める所を』と考えながら南伊勢町を走っていると神津佐交差点を左折していた。
そしてたどり着いたのが宿浦(度会郡南伊勢町)。私の中では「宿田曽」としてひとつの場所としてのイメージが強いが実際には隣接しているものの「宿浦」と「田曽浦」とに分かれている。
浜島や南張を訪れたことはあったが、宿浦を訪れるのは・・・。記憶を手繰ってもおそらく初めてだろう。(田曽浦も)
【宿浦】
まずは、こちらの休憩所、宿浦ステーションを訪れた。
休憩所には駐車場およびトイレが設置され、東屋からは葛島等を望むことができた。
逆光の葛島をパチリ。
より海を感じるために漁港の先へと進むと逢原島をパチリ。風は冷たく強く吹き凍えそうになった。
逢原島を近くで見たいと思い、近づくルートを探ったら・・・
こちらの漁港の奥に
小さな小さな浜を見つけた。
その浜へ進むと逢原島がどんどん近づいてきた。
岩場を歩けばもっと近づけたのだろうが、滑りやすそうで危険だったので今日のところはこの付近でズームにて我慢となった。
また、この浜にはこんな鉄管が海の中へと進んでいた。これは何だろう?
この周囲には多数の石が打上げられていたので、丸い石を探したが波切で見かけたほどの丸い石は見つけられなかった。
【参考】
- 大王町波切、はせどの浜と須場の浜での丸い石探し 2015年12月06日
丸い石は見つけられなかったのだが、その代わりに珍しい形の石を見つけた。それがこちら、サイコロ状、つまり六面体だった。
「マジックで番号を書き入れようか?」
珍しい石を手にすると気を良くした私は隣に位置する田曽浦へと移動した。
【田曽浦】
田曽浦へ到着するとこんな看板を発見。「日本一かつお村」
この脇には、次の看板が立っていた。
おいのらなあこの田曽はな 鰹で栄えてきた町なんやわ この鰹にどもならんこと するとばちあたるぞ!! 後ろ見てみよ恵比寿さんも 見とるぞ!! 田曽浦区
恵比寿さんにお参りしたくなったが、今日は我慢我慢、次回訪れる楽しみにとっておいた。
漁港をぐるりと巡ってパチリ、パチリ・・。
こちらは保管庫兼作業小屋だろうか。
漁港の隅にはこんな門松が建てられていた。
『なるべく太平洋を望める所を』と訪れた宿浦・田曽浦だったが、それは叶わなかったものの十分に海を感じることができた。浅間山もあるようなので、再訪することになるだろう。
【 20160116 の記録 】
- 伊勢志摩サミット開催記念企画展「海人写真家 古谷千佳子が撮った志摩半島の海女」(志摩市歴史民俗資料館)
- 宿浦・田曽浦(度会郡南伊勢町)で海を感じて
- 緑に輝くアオサの養殖網(度会郡南伊勢町)
- 田丸城跡イルミネーション(度会郡玉城町)