2016年06月22日(水) 赤崎神社(豊受大神宮 末社)の赤崎祭にて御神杉の授与 (車、徒歩)
神宮の重要な祭典は三節祭(神嘗祭および6月と12月の月次祭)で各月の15日から17日にかけて斎行される。その後、別宮や摂社・末社・所管社でも続けて斎行される。なかでも6月の月次祭に際し22日には豊受大神宮の末社である赤崎神社(鳥羽市鳥羽)でも巡回祭典が実施される。
この日は赤崎祭の日とされ、普段からは想像できない人が参拝に訪れる。またゆかた姿の参拝者が多かったことから「ゆかた祭り」とも呼ばれているそうだ。
こちらは赤崎祭りの日にだけ授与していただける(この日しか授与していただけない)御神杉(社域内の小枝)に添えられる説明文である。
赤崎祭り
“赤崎さん”として人々に親しまれている赤崎神社は、豊受大神宮(外宮)の末社として鳥羽湾内の海岸から豊受大神宮へ奉る御贄採取(みにえさいしゅ)の守神(荒前姫神:あらさきひめのみこと)としてこの地にご鎮座になった御社(おやしろ)です。
鎮座地赤崎藤之郷の人々は産土神(うぶすなかみ)として仰ぎ6月22日を例祭日とし、その昔この地方に流行病(はやりやまい)が発生した際、この宮域内の 杉の小枝を門戸に吊るした家々が難を除れたという言い伝えから、毎年例祭日にこの宮域内の杉の小枝を授かり、流行病除厄祈願としてこの杉の小枝を家々の門 戸に吊り下げる習わしが今日まで続いています。
また、夏を呼ぶ鳥羽の代表的な祭として参拝者が多く、たくさんの露天が並び、夜には殊に雑踏を極め老若男女の多くが浴衣を着て参拝することから「ゆかた祭り」の愛称で親しまれています。
赤崎神社崇敬会
お伊勢さん125社を巡り始めてから御神杉の存在を知り、2011年に初めて授与していただいてから何とか続いている。2012年はなんとも偶然にも授与していただけた。6月22日しか授与していただけないのでこの日が近づくと緊張する。
【参考】
- ゆかた祭り(赤崎神社) 2011年06月22日
- 赤崎神社と御神杉 2012年06月24日
- 御神杉(赤崎神社) 2013年06月22日
- 赤崎祭で授与される御神杉(赤崎神社) 2014年06月22日
- 赤崎祭(ゆかた祭り)(豊受大神宮末社 赤崎神社) 2015年06月22日
今年は宮川流域案内人の運営委員会が予定されていたが、先月の会議の際に欠席を申請しておいた。
終業後に鳥羽へ向うと市民の森公園へ向かった。駐車場から市民の森公園を通り抜ける際に空を見上げてパチリ。
安楽島大橋を進むと左前方には赤崎神社の社叢が望める。
私の前には女子の三人組が歩いていた。彼女たちも赤崎神社、それとも屋台へ・・・?
橋を渡り終えて左方向へ向かえば赤崎神社なのだが、近鉄中之郷方向から赤崎神社へと続く道路には多数の屋台が出て、参拝者で賑わっているはずなので、その雰囲気を体感してから赤崎神社へ向かうことにした。
国道167号を赤崎神社から離れる方向へ進むと
かもめバス 赤崎神社前 バスのりばから赤崎神社方向をパチリ。
さらにその先、鳥羽大庄屋 かどや付近で近鉄の線路を横断した。左へ向かえば鳥羽大庄屋 かどや。ここでは右へ向うと
祭りのために通行が規制されている場所から歩くことにした。
鳥羽大庄屋 かどや方向へ進むと少しずつ人が多くなり、道路の両側に屋台が張り出す場所では先へ進むのが大変な状態になった。
さらに・・・
人が多すぎる場所では撮影できなかったので屋台が道路の片側になったところでもパチリ。今にも泣き出しそうな天候だったからだろうか? 浴衣姿の参拝者は少なかった。
再び近鉄の線路を渡るとこの幟。
その先には高張提灯が列んでいた。この明かりに導かれるように・・・
提灯に従うと
赤崎神社の社域へ入り
手水を受けると石階を上った。
長蛇の列になることはなかったが、次から次と参拝者が訪れた。
私も参拝を終えた。(※写真の男性が私ではないです。)
濡れて滑りそうになっていた石階を注意深く下ると
社域への入口付近で御神杉を授与していただいた。赤崎神社を後にすると
安楽島大橋を渡り返した。その途中でパチリ。
こちらが御神杉を授与していただいた場所。
今年も御神杉を授与していただけ、ホッとしながら赤崎神社を後にした。
帰宅後にパチリ。こちらが今回授与していただいた御神杉。
赤崎神社へは何回も参拝に行っているが
ゆかた祭りは行ったことがない。
一度、祭りの日に行きたいです!!!
たかっち
たかっちさん、こんばんは!
6月22日が式日なので、ぜひとも来年のカレンダーには予定を入れておいてください。
人の多さに驚かされますよ、きっと。