2016年09月06日(火) 夕刻には仮殿遷座を迎える(た)特別な朝、草奈伎神社(豊受大神宮 摂社) (車、徒歩)
3日前にも訪れていた草奈伎神社、豊受大神宮(外宮)の第一摂社である。広い社域には大間国生神社も鎮座している。
【参考】
- 早朝の草奈伎神社と大間国生神社(ともに豊受大神宮 摂社) 2016年09月03日
第62回神宮式年遷宮は正宮および別宮の遷宮を終えると遷宮を推進してきた組織、神宮式年造営庁の閉庁により幕を閉じた。しかしながら摂社、末社等でも殿舎の御造替や大修繕が進められている。
現在、内宮の宇治橋前では津長神社および大水神社(皇大神宮 摂社)が大修繕を終え、遷御の日を待つ状態にある。ところが、これらの遷御よりも草奈伎神社の仮殿遷座が先に執り行われると聞いたので、その日の早朝にお参りした。
【参考】
- 御遷座が待ち遠しい、津長神社・大水神社(皇大神宮 摂社) 2016年09月03日
社叢の外側は普段と変わりない雰囲気を保っていたが、
社域の入口へ近づくといきなり見慣れない光景となっていた。
社号標付近にある溝は木板で蓋されていたし、
参道の正面に立つ蕃塀の奥には多数のテントが建てられていた。仮殿遷座祭の雨儀廊だ。
蕃塀の前から左方向へ進むと、いつもとは雰囲気の異なる草奈伎神社にお参りした。
こんな光景にはなかなか出会えない。
仮殿遷座を想像しながら、草奈伎神社から仮殿となる大間国生神社までの
雨儀廊を歩いてみた。
大間国生神社の前で振り返るとパチリ。
草奈伎神社の大修繕が終われば、仮殿の役割を交代し大間国生神社の大修繕が続けられるだろう。
大間国生神社にお参りを終えると
社域を後にした。特別な朝!