2016年10月01日(土) 神御衣奉織始祭(神麻続機殿神社) (車、徒歩)
こちらは松阪市井口中町に鎮座する神麻続機殿神社(皇大神宮 所管社)、神服織機殿神社に続きこちらでも神御衣奉織始祭が斎行された。こちらでは地元の織子の手により荒妙(あらたえ、麻)が織り上げられる。
【参考】
- 神御衣奉織始祭(神服織機殿神社) 2016年10月01日
いつもなら神服織機殿神社から歩いてこちらへ訪れるのだが、今日は雨が降り午前中には帰宅する予定だったので、車での移動となった。近くの路側帯に車を駐めるとこの参道を歩いた。
こちらも神服織機殿神社と同様に車止めが取り外されている。鳥居をくぐり参道を進むと
斎館には織子が待機しているのだろう。明かりが灯り、その前には
手水が準備されていた。祭典の開始は神服織機殿神社にて奉仕された神職が到着するのを待つ事になる。
先に神麻続機殿神社にお参りしてから斎館前で待機していた。
しばらくすると神職が到着し、祭典の準備が進められた。その後、神職、織子、祝部が手水を受けた。
斎館前に整列すると一揖の後祭典が開始された。
【修祓】
まずは修祓。雨が降っていたため、こちらでも神麻続機殿神社と同様に通常の修祓所ではなく、斎館前にて執り行われた。
修祓を終えると参進が開始された。
八尋殿へ運び入れられる(黄色い油単が掛けられた)辛櫃を先頭に、(黒色の油単が掛けられた)辛櫃が続いた。こちらの辛櫃には神饌が納められている。
最後尾の神職が捧持する横長の木箱には何が納められているのだろうか?
辛櫃は神麻続機殿神社へと運ばれ、横長の木箱は八尋殿へと運ばれた。
・・・
横長の木箱はこちらに。
奉仕者が神麻続機殿神社前で配置につくと
【献饌】
【祝詞奏上、八度拝】
拝観者に見守らえるなか拝礼が続き
その最後には、織子
祝部が続いた。
【撤饌】
撤饌を終えると神職は八尋殿へ移動し
辛櫃を納める準備が進められた。
八尋殿が開扉されると
神麻続機殿神社の前に置かれていた辛櫃が担ぎあげられた。
八尋殿まで運ばれ
玉垣御門を入った。
辛櫃から黄色い油単が取り外されると
八尋殿へと運び入れられた。
その後、
奉仕者全員が神麻続機殿神社の神前へ戻ると祭典は終盤となり、
退下となった。神職に続き
織子、祝部が斎庭を後にすると斎館の前へ戻り神御衣奉織始祭が終了した。
その後、後片付けとなった。
私は車のタイヤ跡が付いている参道を戻ると神麻続機殿神社を後にした。
(車、徒歩)