2016年10月30日(日) 若宮神社(瀧原宮所管社)の鳥居が下賜されていた上社(伊勢市辻久留) (車、徒歩)
週末の早朝参拝、こちらも坂社と同じで10月22日に遷座祭、翌日に奉祝祭を終えた上社(伊勢市辻久留)。
変化を期待せずに、御遷座までの8ヶ月ほどのお礼を述べるため
拝殿にてお参りした。
役目を終えた仮殿にもお礼を述べると境内を後に・・・
道路に面した大きな鳥居をくぐり返した際、脇の参道入口に建つ鳥居の前に立札らしきものの頭を見つけた。今まではなかったので近づいてパチリ。
やはり、こちらの鳥居の前にはこんな立札。
そこには「伊勢神宮 別宮 滝原宮内 若宮神社之鳥居」と記されていた。
若宮神社(瀧原宮所管社)では遷宮諸祭儀である御飾を拝観したことを思い出した。
【参考】
- 初めて拝観した所管社の遷宮諸祭儀(瀧原宮所管社 若宮神社、長由介神社ほか) 2014年11月08日
なお、上社に下賜された鳥居はこちらだ。
2014年11月08日 時点
【上社・上社稲荷大明神、御遷座までの経過】
- 仮遷座を終えていた上社(伊勢市辻久留) 2016年02月27日
- 風通しの良い蕃塀、仮遷座中の上社(伊勢市辻久留) 2016年03月19日
- 御遷座に向けて工事が開始された上社(伊勢市辻久留) 2016年04月17日
- 上社では社務所の基礎工事(伊勢市辻久留) 2016年04月23日
- 上社では社務所の基礎工事・続(伊勢市辻久留) 2016年04月30日
- 上社では社務所の基礎工事3ほか(伊勢市辻久留) 2016年05月08日
- 知らぬ間に建ち上がった上社の社務所(伊勢市辻久留) 2016年05月14日
- 上社では本殿の御垣が新しくなり、山の神も・・・(伊勢市辻久留) 2016年05月21日
- 道路側の説明板も新しくなる上社(伊勢市辻久留) 2016年05月28日
- 拝殿は2〜3度めの洗いほか、上社(伊勢市辻久留) 2016年06月04日
- 修繕が着々と進められる上社(伊勢市辻久留) 2016年06月11日
- 御垣の御門の柱が?、上社(伊勢市辻久留) 2016年06月19日
- 鳥居を建てる準備が進められている上社(伊勢市辻久留) 2016年06月25日
- 拝殿と幄舎の屋根の改善?、上社(伊勢市辻久留) 2016年07月02日
- 井戸に設置された川本式手押しポンプ、上社(伊勢市辻久留) 2016年07月02日
- 参道と拝殿の鳥居が建てられた上社(伊勢市辻久留) 2016年07月03日
- 蕃塀が建てられるなど変化の多い上社(伊勢市辻久留) 2016年07月09日
- 御遷座に向けてまだまだ変化を続ける上社(伊勢市辻久留) 2016年07月16日
- 夏まつりで解消された修繕に関するふたつの疑問、上社(伊勢市辻久留) 2016年07月18日
- 上社稲荷大明神の修繕が進められる上社(伊勢市辻久留) 2016年07月23日
- 拝殿の屋根に銅板が張られ、上社稲荷神社は仕上げの塗装、上社(伊勢市辻久留) 2016年07月31日
- すべての足場が外された本殿と拝殿、上社(伊勢市辻久留) 2016年08月06日
- 拝殿の屋根の仕上げも終了・残るは山ノ神と櫛玉宮?、上社(伊勢市辻久留) 2016年08月14日
- 櫛玉宮の御造替が開始され、常夜燈が準備された・・・、上社(伊勢市辻久留) 2016年08月20日
- 常夜燈の造替も完了、上社(伊勢市辻久留) 2016年08月28日
- 山ノ神の新しい祠が完成、上天神では・・、上社(伊勢市辻久留) 2016年09月03日
- 惹き込まれそうになった御扉が半開きの本殿、上社(伊勢市辻久留) 2016年09月10日
- 御遷座を終えた山ノ神、上社(伊勢市辻久留) 2016年09月11日
- 本殿前に戻された木彫の狛犬、上社(伊勢市辻久留) 2016年09月17日
- 氏子のペースでのお白石奉献、上社(伊勢市辻久留) 2016年09月19日
- 本殿の御敷地に惹き寄せられた、上社(伊勢市辻久留) 2016年09月24日
- 本殿御垣の御扉に結ばれたこの紐は?、上社(伊勢市辻久留) 2016年10月01日
- 本殿御垣の御扉に結ばれたこの紐は?#2、上社(伊勢市辻久留) 2016年10月10日
- 上社稲荷大明神の鳥居の間には多数の穴・穴・穴・・・、上社(伊勢市辻久留) 2016年10月16日
- 昨夜に御遷座を終えた上社(伊勢市辻久留) 2016年10月23日
地名の辻久留が気になりました。
久留はいわゆる大国主神/出雲大神荒魂の事。
近傍では鈴鹿市白子の久留真神社が大国主を祀る古社(雄略天皇の御代以前)
ここから分霊を各地に分祀した事は史書にも明らか。
久留の初出は、崇神天皇の御代に河内(大阪府富田林市)に天皇自ら創建に関わった
美具久留御魂神社(出雲大神荒魂=大国主神)
また、クルは鉄工に関連性のある地名だとも。
同じシリーズ?でクラ、クリ(グリ)、クル、クレ、クロ。
大国主神が大黒天と習合したきっかけ?もクロ(黒)が大国主神そのものの諱であり大和朝廷に最大限祟り為す(幽閉殺害したため)存在だったからでは。
たぬきさん
コメント承認が遅くなってしまってスミマセン。
クラ、クリ(グリ)、クル、クレ、クロ・・
興味深いですね。