2016年12月26日(月) 権現山トレッキング、山頂からの眺望は最高!(鹿児島県肝属郡肝付町) (鹿児島にて車、徒歩)
ずっと「権現山に登りたい!」と思い、言い続けていたら義姉も登りたいと賛同を得た。彼女は子供の頃に登って以来、登ったことはないとのこと。地元の人でもほとんどの人はそのような感じだった。
そんなことだから山道の状況は誰も知らない。今回は義姉と【キタヰの妻】が同行することになったので、次のホームページを参考に林道を歩くことにした。
【参考】
第一有明橋で塩入川を第二有明橋で肝属川を渡るとその先の波見交差点を直進する。
すると「権現山・轟の滝→」案内板や「権現山」案内板が現れる。これらに従って進むと程なく
右手の駐車場にたどり着く。車を駐めると
この矢印に従った。
しかし、すぐ近くに十字路が・・・? どちらへ進むべきか。道なりに進むと右方向だったので、そちらへ進むと間違いないようだった。
この後は延々と舗装された道を進んだ。ここは林道なのだろうが名前は? 林道赤迫柳井谷線かも知れないが確証が持てないので、明らかなところまでは「舗装された道」としておこう。
所々に分岐はあったが舗装されている方を進んだ。するとこんな分岐に到着した。右方向は明らかに進入禁止、柵に記された掲示を確認すると「この道路は荒瀬ダム建設工事に伴う工事用道路です。関係地権者および工事関係者以外の通行はご遠慮うください」とあった。
もちろん左方向へ進むとミカン畑が続き
こんな看板を見つけた。
100m先工事中の看板の先では
地質調査だろうか? 地面を探っていた。
建設中の荒瀬ダムを遠望しながら先へ進むと時々発破のような音が聞こえていた。
予想よりも時間がかかっていたが
しばらくすると
朽ちかけた木標を発見。今思えばここには「赤迫柳井谷線」と記されていたようだ。
さらに進むと
こんなところで「赤迫柳井谷線」の文字を見つけた。この前後、どちらかは「赤迫柳井谷線」、それとも舗装工事の起点を意味する。この解釈が難しい。
しばらくすると
権現山駐車場に到着した。下の駐車場を出発したのが9時40分で、ここに到着したのが11時10分だからここまで1時間30分。この駐車場にはトイレも用意されている。
駐車場の奥には権現山、牟礼神社の鳥居が建ち、ここからが参道となっていた。
あとひと踏ん張り、
このような参道を進むと
登りつめた先に鳥居が建っている。
こちら、
鳥居をくぐるとその先には
右手に五葉松再生の碑があり、
正面には牟礼神社の小祠が祭られている。
牟礼神社の社殿は落雷のため発生した山火事の類焼で焼失したとあり、五葉松と運命を共にしたようだ。
お参りを終えて振り返ると先ほどの鳥居の脇に道が有り、
その先に展望塔が設置されていた。その途中にも小祠が祭られている。
展望塔へ登ると
眼下を見渡した。
これは【キタヰの妻】と結婚した当時から見たかった風景だから、二十数年来の思いが実現したことになる。
何度も首を振りながらしばらく眺めていた。
展望塔の下に二人の姿。
林道歩きとはいえ権現山の山頂を踏み、周囲を見下ろすことができた満足感に浸りながら山頂を後にすると駐車場へ戻ってきた。
駐車場の隅に建てられている五葉松再生の碑とその由来をパチリ。
帰りは来た方向とは別方向へ進んだ。
途中で「赤迫柳井谷線」の文字を見つけた。先ほどが起点だったからここは確実に「林道赤迫柳井谷線」だった。
行きは距離が長かったがなだらか、しかしこちらはかなり傾斜が厳しかった。上りなら大変なルートだ。しかし、景色はこちらの方がイイ。
林道の分岐点に到着すると
林道赤迫柳井谷線を進んだ。
さらに次の分岐ではこの案内板を背にして左方向へ進んだ。
林道赤迫柳井谷線からは志布志港も遠望できた。
こんな施設を横に見ながら
大きな石、
その先には
東串良漁港は望めた。
林道は国道448号に合流した。波見交差点方向へ進むと
道路脇にお地蔵さん(?)を見かけ
漁協前バスのりば(三州自動車)を過ぎた。
戸柱神社に立ち寄ると
そこには、こんな小祠が祭られていた。
戸柱神社の裏側には日南海岸国定公園指定 権現山入口の案内版があり、階段が続いていた。ここから権現山に登れるのだろうか? 次回はここから登ろうか。
波見郵便局を過ぎると左へ折れた。くねくねと道なりに進むと
ここにもお地蔵さん(?)。生花が華やかだ。
さらに進むと
住吉神社。ほかの二人は先に車へ戻り、私ひとりでお参りすることになった。
そらは晴れているのに、パラパラと雨粒が落ちてきた。
急いで駐車場へ戻りながらもパチリ、パチリ・・。この辺りはミカン畑が多いからだろう、モノレールが多い。
また、こんな雰囲気の民家も素晴らしい。
ここにも、
ここにもモノレール。