2017年03月04日(土) 企画展「近世 大湊造船業の展開」(山田奉行所記念館) (徒歩)
山田奉行所記念館では次の通り企画展(平成28年度特別展)が開催されている。
平成28年度特別展「近世 大湊造船業の展開」
期間日時:平成29年2月25日(土曜日)~4月9日(日曜日)
午前9時~午後4時
休館日 :火曜日
場所 :山田奉行所記念館(伊勢市御薗町上條1602)
今回のテーマは「近世 大湊造船業の展開」。いつも興味深いテーマで実施される企画展なので、今回も機会を逸しないため早めに訪れることにした。
山田奉行所記念館は自宅近くにあるため、午前の神社巡りを終えてから【キタヰの妻】とのウォーキングを兼ねての訪問となった。案内板を確認しつつも田んぼ道を歩いて記念館への一本道へ。
今は記念館への道路は道幅も広くなり、アプローチはかなり整備されている。
記念館へ到着すると受付にてひと声かけてから門をくぐった。
今回のテーマはこちら。
こちらがいつも企画展が展開される部屋で、障子を開け放つと例のお白州が広がっている。
今回の説明書きはこちら。(いつも思うのだが、残念なのは図録等がないこと。有料でもいいと思うのだが図録を残せないのだろうか。貴重な資料なのだから。)
まあ、現地を訪れることが一番で、展示された資料を感じる方法はそれしかないので、ここではコーナーの概要を写真の羅列のみで紹介するに留める。ぜひとも山田奉行所記念館に足をお運びを!
【安土桃山時代の大湊造船業】
【江戸時代前期の大湊造船業】
【江戸時代中後期の大湊造船業】
【大湊の鍛冶】
【展示室中央の展示】
【常時展示されている虎丸の模型】
訪れた時の見学者はひとりの女性と私達二人の計3名だった。その女性は大湊在住の先生で感慨深げに見入っては写真に記録していた。住民ならこの展示は身近に感じることだろう。ぜひとも大湊に住む方には足を運んでいただきたいものだ。
展示室を後にするとお白州をパチリ。
過去に訪れた企画展を振り返ったところ、夏季特別展「山田奉行とその文運-幕末期の「松杉和歌集」を中心に-」は見学できていなかった。こんな時、図録があるとありがたいのだが・・・
【山田奉行所記念館での企画展の記録】
- 企画展「大湊と山田奉行所」(山田奉行所記念館) 2016年02月28日
- 冬期特別企画展「幕末・・伊勢の海防と山田奉行」(山田奉行所記念館) 2015年02月21日
- 夏季特別展「山田奉行とその文運-幕末期の「松杉和歌集」を中心に-」
(見学できずに 記録なし) - 特別企画展「伊勢湾・遠州灘を渡った人たち・船参宮を中心に」(山田奉行所記念館) 2014年02月23日
- 夏季特別展「ご遷宮と山田奉行」(山田奉行所記念館) 2013年09月15日
- 企画展「懐古 宮川水運」(山田奉行所記念館) 2013年03月20日
- 企画展「災害と山田奉行」その3(山田奉行所記念館) 2012年08月25日