2017年03月08日(水) 初日の開場前からとんだハプニング・その原因は私の子どもたち!(写真好学研究所写真展@三重県立美術館 県民ギャラリー)
写真好学研究所による写真展、文字通り「写真好学研究所写真展」が3月12日(日)まで三重県立美術館 県民ギャラリーで開催されている。
開催日時 2017年3月8日(水)〜3月12日(日) 9:30〜17:00 ただし、最終日は15:00 まで 開催場所 三重県立美術館 県民ギャラリー 三重県津市大谷町11番地 (近鉄・JR津駅西口より徒歩約10 分) ギャラリートーク ゲスト第七劇場芸術監督鳴海康平氏をお迎えし、写真展会場で開催 開催日程/3月12日(日) 14:00より ※当日会場へお越しください。 [鳴海康平氏プロフィール] 第七劇場主宰、演出家。 津市美里町にある劇場「テアトル・ドゥ・ベルヴィル」の芸術監督。 三重県津市美里町在住。早稲田大学在籍中の1999年に劇団を創設。 国境を越えることができるプロダクションをポリシーに、 これまで国内15都市、海外4ヶ国6都市(韓国• ドイツ・フランス・台湾)で 作品を上演。 観覧料 写真展・ギャラリートークともに 無料
開催の前日は制限時間のギリギリまで展示準備に追われていた。全員が何とか準備を終えると安堵とほどよい緊張感のなかで本番を迎えること・・・。当日に悪夢が待ち受けているとは誰が想像していただろうか?
開催初日、所長である松原豊と受付担当の3名がギャラリー(会場)へ入るやいなや何とも信じられない光景を目の当たりにしてしまったそうだ。(私は仕事の都合で週末しか参加できなかったのでその事実を後で知ることとなった。)
なんと私の写真展示の壁から多数の写真が剥がれ落ちていたという。その数は50枚以上。会場まで時間はほとんどない。それは私の子どもたちの反乱であったのか?
今回(私にとっては二度目の写真展)は人とは異なることをやろうと決意し考えだしたのが「お持ち帰りシステム」。もしも気に入っていただける写真があればお一人につき一枚をお持ち帰りできるモノ。容易に剥がせてしかも剥がれ難い、そんな条件の設営方法を数カ月間研究してやっと編み出した設定だったのに・・・
最初は安直に写真の四隅に帯を付けて固定する方法を検討した。気に入った写真を取り外すことを考えると画鋲は外しにくいし、ピンは写真に影が落ちる。そもそも画鋲はピンは怪我の原因となるので固定は確実だが安全面を考慮して却下。
写真の固定方法の検討(ピン打ち)
その後、さまさまに検討したが、下地(壁)にマスキングテープを貼り、その上で両面テープを使用すると。しかし、両面テープも強度がありすぎるので、剥がした時に写真にシワがよるなどの問題が懸念された。さらに、写真から両面テープをはがせるのか?
そして最終的には、両面テープの両面に「キレイにはがせるタックシール」を貼りあわせたものを四等分して写真の四隅に・・・。この仕掛けなら3ヶ月以上も暴れずに整然とおとなしくしていた子どもたち。今も目の前で整列している。
それなのに、本番になると暴れだし、写真好学研究所の所長や研究生に大変な迷惑を掛けてしまった。深謝しかない。やはり、三重県立美術館 県民ギャラリーの壁は強敵だった。壁の荒々しさが半端ではない。凸凹で穴があき・・・(これも現場で確認すると面白い!) さて、子どもたち今はどうしているのだろう。
ぜひとも会場にて対面してやってください。あたなの目の前でまたまた暴れまわるかも知れません。
私のことばかり書いてしまったが、他の9名は正統派(?)の展示となっている。ただし、それは写好研、金太郎飴的ではなく、それぞれの個性がキラリと光っている(ハズ)。だろう。かもしれない・・・。それはご自身で確認するしか術はない。
開催期間は3月12日(日)まで、最終日には
ギャラリートーク 最終日 3月12 日(日)14:00〜 写真展会場にて 特別ゲスト 津市美里町在住の芸術監督 鳴海 康平氏 観覧料 写真展・ギャラリートークともに 無料
ぜひとも、ギャラリーにて私達を体感してください。
お待ちしています!