2017年08月16日(水) かんこ踊り(大念仏行事)と灯篭流しの名残?(伊勢市御薗町小林) (徒歩)
天候が不順だたので、この二日間は自宅での作業(ブログ投稿、デスクまわりの整理整頓、調査など)に没頭していた。一日だけでも外に出ないと調子が狂うのに、すでに二日目に突入していた。
そろそろお出かけ虫がウズウズと・・・、ちょうどその頃に晴れ間が見えてきた。午後3時半を過ぎていただろうか?
遠出はできないので、自宅周辺を散策することにした。さてどこへ行こうか? そうだ、空が明るい方向へ行こう! 結局、宮川まで歩くことにした。
伊勢市御薗町小林の町並みを歩いていると多数の蔵が残されている。ここにも・・・
(もしかすると貴重な古文書等が残されているだろうか?)
蔵を探してウロウロしているとたどり着いたのが宝林寺。昨夜にはかんこ踊り(大念仏行事)が執り行われていたはずだ。(打上花火の音を聞いたし、この目でも見たから)
山門へ向かうと
その奥、境内に敷かれた砂には昨夜の名残が残されていた。
こんな風に踊るので足元には円状に足跡が残される。
以前に訪れた時の記録はこちら
【参考】
- 大念仏行事(手筒花火、かんこ踊り他) – 伊勢市御薗町小林 2011年08月15日
宝林寺を後にして宮川の右岸堤防を目指すと農道には打上花火の名残が・・・
ここにも
ここにも・・・
堤防道路を越えて
河辺へ向かうと上流方向へ歩いた。
するとこの場所で二ヶ所に供えられた線香が燃えずに残されていた。
ここはロウソクも一緒に、
そしてここにも。
これは昨夜の灯篭流しの際に供えられたものだろうか?
先の記録にも紹介しているが、宝林寺でのかんこ踊りが終了すると灯篭を手にした住民がこの道で宮川を目指す。
灯篭流しの様子については先のリンクを参照願う。
ただ、堤防が整備されたことにより流し方が変化しているのかもしれない。
川辺には石を詰めた袋が多数転がっているのが不思議だった。灯篭流しと関係がある?
この疑問は解決できないまま、周辺を散策してから山田奉行所跡の石碑が建つ交差点にたどり着いた。
この先が宮川で先ほど線香を見つけた付近に辿りつける。
なお、右方向には宝林寺。
つかの間の散策で、昨夜の大念仏行事を思い描けた。