2017年12月24日(日) 伊勢大神楽・増田神社総舞奉納(桑名市太夫) (近鉄、徒歩)
かつてはお伊勢まいりが叶わぬ遠方の人々の元へ大神楽とともに伊勢神宮の神札を届けた獅子舞の家元たち、現在では5つ社中がその歴史・伝統を守り大神楽と伊勢大神楽講社の神札を届けるために一年を旅の空にて過ごす。なお、これらの社中で構成される伊勢太神楽講社による伊勢大神楽(指定名称は伊勢太神楽)は、1981年に国の重要無形民俗文化財指定を受けている。
一年を旅する各社中は元旦からそれぞれの檀那場を巡ると12月にはこちら増田神社へ戻る。それは増田神社にて斎行される祭典のためである。増田神社では12月23日に例大祭が斎行され、翌日の24日には全社中による総舞奉納、翌25日には獅子頭に新たに御霊を吹き込む神事「御霊入れ」が執り行われる。これらの祭典・行事を終えると大晦日には再び旅の社中となるそうだ。
詳細についてはこちら、
【参考】
御頭神事とは異なり芸能的な要素も加味された伊勢大神楽を体感したいと思っていた。あれはいつからだろうか? 増田神社での総舞奉納は式日での実施となるためなかかなどの機会を得ることができなかったが、本日念願が叶った。
当日の総舞奉納については伊勢大神楽講社の社中のひとつである山本勘太夫社中が詳細な報告をホームページで紹介されている。
【参考】
ここでは私は切り撮った伊勢大神楽・増田神社総舞奉納の様子を列挙するにとどめる。なお今回はほとんどが竿写真(一脚に取り付けたカメラで高い所から撮影した)、会場では三脚、脚立の使用が禁止とされていたが一脚で周囲に迷惑がかからなければ大丈夫そうだった。(プレスほかは三脚、脚立を使用していたが・・・)
総舞が開始される30分ほど前に増田神社に到着すると
境内には拝観者がいっぱい。
まずは増田神社にお参り。
自分の居場所を見つけてしばしの待機となった。(神社に向かっての奉納だと思っていたが、その方向は90°ずれていた。)
神社の隣の敷地では、開始の直前まで練習が続けられていた。
そして定刻となると総舞奉納の開始!
【鈴の舞】
【四方舞】
【跳びの舞】
【扇の舞】
【綾取の曲】
【水の曲】
【皿の曲】
【吉野舞】
【神来舞】
【献灯の曲】
【玉獅子の曲】
【剣三番叟】
【魁曲】
【奉納を終えた拝観者の頭をがぶり】
私が毎週観ているTV番組「祭人魂(東海テレビ)」のカメラも入っていた。
3時間が瞬く間に過ぎてしまった。
帰宅後、深夜には大荒れの天気となった。
総舞奉納の見学お疲れさんでした。前日の「神講」は取材に行ったのですがこの日は都合で行けませんでした。正月の御頭神事でお会いできるといいですね。
服部さん
ご無沙汰しております。
今年やっとのことで伊勢大神楽・増田神社総舞奉納を体感できました。
御頭神事でお会いできるといいですね。
本年もよろしくお願いします。
では、また、