2014年04月26日(土) 伊勢市の石造遺物めぐり-その5(宇治岳道) 赤福二見支店 (車、徒歩)
お伊勢さん125社まいり 二見めぐり を終える前に赤福二見支店に立ち寄った。その目的は赤福餅だけでなく、伊勢市の石造遺物めぐりにて未だに巡っていない町石を確認することだった。
町石をめぐり始めたのは、大湊にある「忘れ井」、「大湊波除堤石垣跡」の写真をブログ「神宮巡々」に掲載したことが発端となった。
【参考】
宇治岳道や朝熊岳道の山道に残された町石の調査はほぼ終了していたのだが、個人宅や店舗などについてはなかなか訪れる機会がないため遅延している。
独りで歩いていると昼食も歩きながら、ましてや休憩することはほとんど無い。そのため赤福餅を食べに立ち寄ることもなかった。今回は【キタヰの妻】との二人歩きだったので、いつもとはペースも異なり赤福二見支店に立ち寄ることができた。
なぜ、赤福? 実は 以前、宇治岳道に置かれていた『五十九丁舟型地蔵町石(U75)』が赤福二見支店の中庭に移設されていたのだった。実は中庭の格子戸越しに外の道路から町石らしいものを確認していたのだが、道路から撮影したら盗み撮りとなってしまう。正式に中庭へ入れる機会を待っていたのだ。
【参考】
「伊勢市の石造遺物めぐり」シリーズの記録では伊勢市教育委員会が発行した 「市制80周年記念出版 伊勢市の石造遺物」を参考にめぐるので、画像データの見出しには()内に本書籍内での管理番号を付与した。ただし、書籍内に該当する石造遺物が見当 たらない場合は(?)となっている。
赤福二見支店に立ち寄ると赤福餅を注文し、中庭にあるはずの町石について店の方に確認した。ところが、お店の方は町石のことを意識したことがない様子だった。
拝見する許可を得て中庭へ向かうと
道路に面した格子戸の前に立ち、町石の場所を・・・・。
「あっ、こちらだ!」
『五十九丁、この町石だ!』
『やっと出会えた。』
満足感いっぱいで赤福を後にした。
【 20140426 の記録 】
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